のんびり屋

はじめまして、のんびり屋です。 自分を何かで表現することが今までありませんでした。 こ…

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はじめまして、のんびり屋です。 自分を何かで表現することが今までありませんでした。 このNoteで、初めてそれにチャレンジしたいと思います。 皆さん、是非よろしくお願いしますっ。

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あなたが死んでも、今日はいい天気。

月一の朝、定例会議の日。 コーヒーを片手に開始を待つ。 毎月のこの時間は憂鬱だ。 まだ議題に入る前の静かな時間 上司が言葉を切り出した。 「訃報があります。」 それから淡々とした、報告が始まった。 誰が、どうやって、いつ亡くなったか。 その報告された「誰が」は 会社で私を可愛がって くれていた人だった。 一瞬で頭が真っ白になる。 え、訃報って…あの訃報? *** 気がつけば1時間が経って、 いつの間にか、会議は 終わっていた。 席を立ち、コーヒーを入れ直す。

    • 寒空の下で、夏の始まりを思い出す。

      寒空の下、月明かりが際立つ夜。 あんなに暑く鬱陶しく 思えた夏が懐かしい。 そんななかで今日は 夏の始まりの話をしよう。 陽射しがアスファルトに 当たって、外の風景が 真っ白に包まれる昼間。 冷房が寒いくらいに 効いている。そんな部屋で、 自分はお茶の試飲をしていた。 熱いお茶を一口ずつ 飲みながら、お目当ての お茶を買って帰ろうと 窓の外を見ると、ガラス越しに 蝶の死骸を運ぶ蟻が居た。 陽光が照りつける中で、 たった1匹の蟻が 一生懸命に巣に運んでいる。 風に揺

      • 月を見ていた。

        相変わらずまだ日中は暑い。 ただ夜はだいぶ涼しくなってきた。 自分は休んでいた時期に よく夜空を見上げていた。 ただでさえ変化が少ない毎日だ。 月の満ち欠けは自分にとっての カレンダーだった。 月が綺麗な時には 枕草子の一節を思い出す 中学生の頃、枕草子を暗記させられた。 その時は無意味に思えていたことが 今になって自分の感情を作っていると そう思うとなんだか感慨深い。 もうすぐ秋がくる。

        • さよなら、いつか。

          思えば、たくさんの人が 自分の横を過ぎていった。 いまでも繋がりがある人は 両手で数えられるほどしか居ない。 昔の友だちだって疎遠になる。 まして、すれ違うくらいの 人たちは言うまでもない。 旅先で親切にしてくれた人。 ヒッチハイクの若い男子学生。 飲食店の気のいい店主さん。 雨の日に追いかけてきて 傘を貸してくれた人。 いまでも確かにそこに温もりを感じる そんな一瞬の出会いをしたとしても もう、あの人たちが今どこで 何をしているか知る術はない。 色んな人から影響

        あなたが死んでも、今日はいい天気。

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        記事

          手のぬくもりが感じられる夢。

          これは今日みた夢の話。 おばあちゃんと一緒に家に帰っていた。 蝉がうるさく鳴いていて、古い図書館の 玄関口でタクシーを待っていた。 コンクリートの無機質な壁のせいなのか 夏だというのに図書館の日陰は涼しい。 程なくしてタクシーがやってきて。 冷房の効いた車内に乗り込む。 おばあちゃんは足が悪いから タクシー呼んで良かった。 そう思いながら、外の景色を 眺めていた。お昼は何にしよう。 おそうめんが良いかなぁ。 とか考えながら車は進んでいく。 そっと、おばあちゃんに手を握ら

          手のぬくもりが感じられる夢。

          幸せの定義。

          仕事をしていなかった頃 お金はなかったけど 自分らしい生活が おくれていたように思う。 音楽を作り、文章を書き 写真を撮る、そんな毎日。 季節の移り変わりを感じられる そんな日々が心地よかった。 それから約1年、私は働き始めた。 お金に困ることはなくなった。 だいたいの物は値札を見ずに 買えるだけのお金が毎月振り込まれる。 ただ、毎日が忙しくて自分自身と 向き合う時間が少なくなってしまった。 いままでは月の満ち欠けや 草花をみて時間の経過を感じていた。 それが今では毎

          幸せの定義。

          夢を語れなくなる瞬間。

          子供の頃。夢は何かと聞かれる。 誰の答えも優劣はなく これから先の将来を思って みんなが微笑みかけてくれる。 きっとなれるよって。 大人になるにつれて その将来が近付いてくる。 できること、できないことが 明確になってくると 夢は良くも悪くも現実になる。 気付けば、夢は何かと 聞かれることは、少なくなる。 既に現実に生きているからなのか。 夢を語ったら笑われるかもしれない。 微笑みかけられていたあの時とは まったく反対の感情が自分に向けられる。 夢ばっかりみんなよって

          夢を語れなくなる瞬間。

          夕方みたいな朝だなぁ。 登る太陽と沈む月。

          夕方みたいな朝だなぁ。 登る太陽と沈む月。

          約束ではない、なにか。

          初めて生け花に触れたのは 小学校の高学年のころだった。 その頃から、家の玄関には 綺麗に整えられた花たちが 飾られるようになった。 私は小さな小さな剣山に 一輪の花をさして飾ったのが 初めての作品だった。 それから展覧会に足を運び 池坊、小原流、草月の流派を知り 表現方法の違いが何処からくるのか そんなことに興味をもっていた。 お花は散ってしまうから悲しいけど 月並みな言葉だけど、だから綺麗だった。 生け花に触れて学んだことが2つある。 1つ目は主役と引き立て役に優

          約束ではない、なにか。

          拝啓 君がすᝰ✍🏻

          自分の字は嫌いだ。 もっと綺麗な字だったらと思う。 昔から、字を書くのは下手くそで。 小さい頃は習字教室が嫌いだった。 みんな上手に字を書けるのに 自分はまったくできなかった。 左利きだから、止めハネが難しい。 右利きへの矯正も無理だった。 それでもあの時は メールじゃなくて 手紙が良いなと思った。 手紙は手元に残らないのが良い。 書くのに時間が掛かるから良い。 そして無限に書けないから良い。 時間が経てば ぼろぼろになるけど そんな制約のなかで ずっとじゃないのが

          拝啓 君がすᝰ✍🏻

          せーの、で 飛び込め!

          大学生の夏。 Tシャツと短パンの 夏らしい格好をした自分は 川の真ん中に立っていた。 暑いジリジリとした日差し。 それなのに川はとても冷たい。 周りには先輩たちが居て。 小さい子のはしゃぐ声がする。 水の中にいる時みたいな音。 暑くてぼーっとしてるのかな。 そんなことを思って、 目の前の先輩を見る。 「おーーい、いくぞー」 そう言って、先輩は途端に走り出して。 そして、一瞬で自分の視界から消えた。 ビル3階ほどもありそうな高さ。 見下ろしたら、さっきまで 目の

          せーの、で 飛び込め!

          2 , 3 , 5 , 7 , 11 , 13 , 17...

          自分を表現するのをやめたい 作ったり、撮ったり、書いたり、 結局、伝えるための手段。 伝えたいことがなくなったら 伝えたい人が居なくなったら もう、そこに意欲なんて湧かない。 自分の意思でやっているようで 突き動かす何かのお陰だった。 心は原動力、って本当なんだね。 そう思いながらも、 またこうやって書いている、 何の為に書くんだろう。 そう思いながらも また撮っている、 何の為に撮るんだろう。 伝えたい気持ちの名残だからか あの毎日を忘れないようになのか こ

          2 , 3 , 5 , 7 , 11 , 13 , 17...

          プレゼン、失敗した…。 ボロボロだった、

          プレゼン、失敗した…。 ボロボロだった、

          気持ちの1割も伝えきれない。

          気持ちを伝えるのが苦手。 どうしたら良いのか、、 答えがあるなら誰か教えてほしい。 結果的に大切な人を傷つけてしまった。 色々考えて、考えすぎるから 伝えるのが難しくなる。。 対話すると、端的に表現してしまう。 だから誤解させてしまう。 そこに至るまでにどう考えて どう感じたのかを、省略してしまう。 食い違ってしまったと気付いても なんといえば、いいのか分からない。 どこから、話せば良いんだろう。 文字にするとほんの少しだけ 過程を説明している気がする。 対話だ

          気持ちの1割も伝えきれない。

          言葉が足りなかった…。 なんて言えばいいか分からない。 1日考えてたけど、難しい。 自分の発言って会話形式だと 端的すぎるから誤解される。 そうと分かっていても 何をどう言えば伝わるのか 分からないんだよ…。

          言葉が足りなかった…。 なんて言えばいいか分からない。 1日考えてたけど、難しい。 自分の発言って会話形式だと 端的すぎるから誤解される。 そうと分かっていても 何をどう言えば伝わるのか 分からないんだよ…。

          君はこの空を見ているだろうか。

          君はこの空を見ているだろうか。