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若者の背中・・・。

段々と惰性になる。
段々とこなれて何でもできるようになる。

何も考えなくても、その場で悩めばそれなりの結果が出せる。
それがベテラン。そしてベテラン病。
何もできていないけど
何もやれていないけど
それなり。

刺激はなくなり、
刺激を求めなくなる。
刺激は鬱陶しくなり
刺激は邪魔に感じる。

それは、それなりにお金がもらえるから(私はもらえていませんww)
それは、それなりに立場がもらえるから。

大人になりました。
そして歳を取りました。
そして経験をしました。

大人たちはこういう。
「今どきの若いものは・・・。」「まじで今どきはさー。」
「新人なのにねえ・・・。」「俺らの頃はさぁ〜。」
私もついつい使う。
私もついついつぶやいている。

何気なく始めたSNSで。
一人の少女に出会う。私からしたら教え子たちの年齢であり、娘でもおかしくない年齢だ。お金をはらわなくてはならないのではと誤解するほど楽しい時間をもらえた出会いだ。
貪欲で、向上心のカタマリ。いつも悩んでて、いつも結果を求める。
自分の中に結論と答えを求め。誰かを否定することは微塵もない。
それは、自分の中に自分しかいないからだろう。
自分の成長と、会社の成長。
そして何よりも自らの楽しみのために。
そして負けないという自信。
驚きだらけだった。

あって5分で思った。「こいつはやべー。めっちゃおもろい。こんな子にであいたかった〜〜〜。でも出会ったことなかった。」って。
予備校や塾にいたとき、私は、人をレールにのせることを考えていた。
いい大学・いい就職・いい結婚。そして未来。
多分、自分が考える日本人の未来を提供していた。

だけど・・・。

この仕事をはじめて、
うちのお腹のでた校長に出会い
たっくさんの企業のかた、スタートアップの企業のかたと出会った。
間違ってはないだろうけど、気がついた。
自分が如何に狭い人間だったか・・。
自分の考えに如何に固執していたのかって。

正解がない人生に正解を求めて、自分なりの正解を生徒たちに提供していた。であった少女はこういった。
「自分らしくいられるところ、自分が自分でいられるところ」
これが理想郷だったって。
超スーパー有名大学を出て、手に入れられるものは自分次第で手に入れられたはずだ。
大企業だって、なんだって手に入れられるはずだ(内定するかは別www)
でも、少女はこれに気がついた。
「自分が自分でいられる。自分らしくいられるところにいきたい。コマになるのではなく、自分でありたい。人と違うことよりも、夢中になれる場所にいきたい」と。
これに気がつく若者。おっそろしい存在。
明日がわからない?大企業は安定?そんなの関係ない。
そんなものは自分で作る。そんな気概なコメントだった。
表情は自信に溢れ、何でも学んでやる。もう溢れ溢れ溢れ・・・。

若者からもらったモチベーション。
流れている自分に恥ずかしさを覚えて、
流されている自分になんとなく、残念さを覚えて。
とんでもない30分だった。

人と違うことを選ぶのは、この日本では本当に難しい。だって、それが教科書に書いているかのようにそれを求めるから。
それが当たり前かのような同調圧力があるから。

その勇気、君にはあるか。
その勇気、君には持てるか。

そんな一日。

誰かを気にするより、
自分を考える。
誰かに流されるより
自分を考える。
それが人生。
そんな姿に、自分が恥ずかしくあり、自分が情けなくもある。
こんなわたしからでも学ぼう。
だったら全部わたしてやる。
だったら全部知っていることは話してやる!
そう思わせる。

少女の未来絶対に明るい。
なぜなら、どんなことも楽しめるから。
どんな未来も楽しめるから。

恐ろしい、バイタリティモンスターに飲み込まれたそんな一日。

ちょっとは真似できるかな。私も。



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