本日１０月３日でうめきた未来イノベーション機構（U-FINO）が発足１年になりました。ちょうど一年前に理事長に就任し、大阪駅前の広大な超一等地に拡がる再開発地区（うめきた２期）を目にしたときの、感動と武者震いを思い出します。この一年の間に、うめきたの地下に大阪駅地下ホームが新設され、線路も地下に潜りました。うめきた２期地区も「グラングリーン大阪」という愛称を得て、建物が立ち上がってきました。目を凝らすと、公園の形もできつつあるのが分かります。いよいよ、「みどりとイノベーションの融合拠点」の出現に向けて最終の周回コースに入った気がします。
　私たちうめきた機構も来年の９月から本格稼働をしていきます。「イノベーション振興を通じた関西経済の活性化」という大きな期待に応えるべく、助走を始めており、このコーナーを借りて、どのようなビジョンでどのような活動を目指していくのか紹介していきます。
　構想を具体化していく上でのいろいろの悩みもあります。制約事由もあります。私たち自身がスタートアップのような仕事の立上げをしており、試行錯誤の連続です。理事長である私の視点から、雑感を交え、しばしば話題の脱線をしながら、雑談をしながら私どもうめきた機構（U-FINO）の活動に親しみをもっていただくコーナーにしていければ幸いです。
　　　　　令和５年１０月３日　記
　　　　　　　　　　うめきた未来イノベーション機構　理事長　中沢則夫