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自分らしく輝ける仲間や世界線は用意されてるんじゃなくて結局自ら作り上げていくものだと気付かされた話(みにくいアヒルの子を読んで

皆さんも1回は読んだこと、あるのでは無いだろうか?

そう!

みにくいアヒルの子


簡潔にあらすじを書くと、あるアヒルのお母さんの元にひなが数匹産まれた訳だが、1匹だけどこをどう見ても色も違うヒナが生まれる。お母さんも困惑する訳だが、周りの子供たちは、その違うひなに対しむげに無碍に扱う。いわゆる「排除」。それが嫌になったひなは、その群れを逃げ出して、様々な鳥に会うも、やっぱり違う……。もういっそのこと、殺してくれとたまたま見つけた鳥──白鳥を見たのち、水面に映る自分を見ると同じ美しい白い羽根のある白鳥でした。やっと仲間を見つけられた!

というハッピーエンド?なお話だ。

しかし、実際の世の中はどうだろうか???

私は、自己紹介でも書いたが、発達障害(ASD/ADHD)を併発している。

結論から述べよう。今まで、その、「白鳥」「湖」───いわゆる、自分が輝けて安心出来る仲間・そして居場所に出会ったことは1度もない。1羽、いや、1匹「狼」笑

だいたい、小さい頃から明らかに変で、エピソードが無限大過ぎて割愛するが、幼稚園から「変な子」。小⇒中⇒高⇒大⇒社会人になってもそれは変わらなかった。要はどんな集団・どんな場所にも馴染めない。特に同じ学年の人とは。もちろん、いじめにあうわけだ。そして、誰にも助けては(支援などに繋いでは)貰えなかった。。

しかしながら今は違う!

これが、真の結論部だが、幸い、本当に少しだが、年齢関係なく(もちろん数は片手ほどだが同い年の人も)素敵な友人ができたことに改めて気が付かされた。そうだ!!わざわざ、そんな同学年の人と団体行動乱さず空気を読み、コミュニケーション能力高く、臨機応変に過ごそう!!なんて考えなくても、こんな変わってても、色んなことを通して、素敵な「人」には会えた!それは、いわゆる「仲間」と言うやつでは???なら、それをExpand(拡張)させていけばいいのでは????

そして、そもそもそんな場所が無い!なら、その人たちとの「小さな輪」それを居場所にして作っていけばいいのでは???

そう気がつくことができた。

最初っから、必ず将来、みにくいアヒルの子の最終到達地点───「白鳥の湖」のような「でかい」「多人数」の様な仲間が、フィールドが、ホイホイそう簡単に「ある」「見つかる」かどうかは保証されていない。むしろ、こういった絵本を読みきかせると(けしてそれ自体はもちろん悪くない)、

いつかは自分にも素敵な仲間と居場所が用意されていて✬(✪▽✪)✰~ღ★~

と期待してしまうのではないだろうか。その期待値が大きければ大きいほど、見つからなかった時の絶望感たるや、筆舌に尽くし難い。

本当に死んでしまおうか。そう考えたほどに。

しかし、どうも、世の中には2:6:2の法則なるものがあって、必ず‼️2割(もしかしたら1割以下の可能性もあるが)理解を示してくれるそうだ。

それは、期待するより本当に少ないかもしれない。

それでも、「白鳥の湖」という自らの安心して輝ける世界観を作り出せる条件やメンバーは揃っている訳だ!あとはあなた次第!!

1つの考え方に過ぎないが、

1対1の関係

これもある種仲間であり、居場所になる。
それは、多人数よりもさらに濃く強い絆で結ばれたものになりうるかもしれない。

そういった、「小さい輪」「最小規模の仲間」を積極的に少しずつ丁寧に築き拡張していく。別にコミュニケーション能力だのなんだのはいい。唯一大切なことは、相手を尊重する、気遣おうとする「心」だ。これは障害の有無関係ない。下手でも全然いい。合わなければ相手から離れていく。それは仕方の無いことだ。しかしながら、そうすることで、いつの間にか、あなただけの「白鳥の湖」が完成されるのではないだろうか??

その中に、もし、私が入れたなら、とても幸いなことだ。

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