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天皇杯直前 名古屋 VS 宇都宮 リーグ戦のスタッツ比較   12/12 時点 19試合



🔸はじめに

天皇杯を目前に控えて、そもそも宇都宮ってどんなチームだったっけ?とおさらいをしてみたくなりました。
バイウィーク前に、リーグ戦で2連敗を喫した相手ですが、ここまで19試合でどんなスタッツを残しているのか、名古屋と宇都宮の比較をしてみました。

🔸レーティング

・オフェンシブレーティング
名古屋 113.7
宇都宮 109.7

・ディフェンシブレーティング
名古屋 107.4
宇都宮 96.3

・ネットレーティング
名古屋 6.2
宇都宮 13.4

オフェンスの名古屋 対 ディフェンスの宇都宮という図式。
オフェンスの差は小さく、ディフェンスの差が大きいため、ネットレーティングが示すように、数字上は宇都宮が良い。

🔸シュート 本数と成功率

・2ptシュート
名古屋 372/724   51.4%
宇都宮 365/682   53.5%

・3ptシュート
名古屋 196/524   37.4%
宇都宮 180/580   31%

・フリースロー
名古屋 251/350   71.7%
宇都宮 200/295   67.8%

ペースは名古屋が速いので、攻撃回数は名古屋が多い。本数に着目すると、フリースローの本数で名古屋が55本も多い。
フィールドゴールの試投数は同じくらい。
名古屋は2ptシュートが多く、宇都宮は3ptシュートが多い。
これは一般的なイメージとは違うかもしれない。

成功率はそれぞれ逆。
2ptは宇都宮が高く、3ptは名古屋が高い。
フリースローは同じくらい。

・得意エリア
2pt
名古屋 リム周りが確率が高い。
宇都宮 リム周りに加えてペイント内が高い。

どちらのチームもペリメーターはかなり低い。

3pt
名古屋 トップのみ30.7%と低いが、それ以外は全て高い。若干右サイドが高い。コーナーは43%以上。ウイングは38%台。
宇都宮 右コーナーは41.1%と高いが、左ウイングとトップが33.3%とギリギリ合格ライン。他はかなり低い。

試投数に着目すると、

2ptでは、宇都宮はペイント内でも少し距離のある位置からかなりの本数のシュートを打っている。確率も50%ある。

3ptでは、宇都宮はコーナーでは左からの本数が多い。しかし確率は低い。
ウイングでも左が多い。確率も33.3%ある。

名古屋はバランスよくシュートを打っている。

🔸その他、特色のあるスタッツ

・リバウンド
名古屋 OR 292   DR 526   TR 818
宇都宮 OR 244   DR 530   TR 774

名古屋のオフェンスリバウンドの強さが目立つ。

・アシスト
名古屋 395
宇都宮 335

イメージ通り名古屋が多いが、ペースの違いがあるので、この数字程の差ではない。

・ターンオーバー
名古屋 306
宇都宮 215

名古屋の多さ、宇都宮の少なさが際立つ。

・ファウルとファウルドローン
名古屋 369、 365
宇都宮 318 、348

着目すべきは宇都宮のファウルの少なさ。

🔸注目選手の気になるスタッツ

・名古屋
ロバート・フランクス
得意の3ptシュートは、左ウイングからの試投数が多い。そして左コーナーは数は少ないが高確率。どちらかというと左サイドの攻撃に注目したい。
また、2ptシュートでは、ペイント内は距離が離れても高確率で、ペリメーターでもトップの位置は55.5%と高確率。
左右ウイングのペリメーター以外は弱点がない。

・宇都宮
D.J・ニュービル
スタッツがハッキリしている選手。
2ptシュートは基本的にペイント内まて侵入してのシュートを選択。ペリメーターはほとんど打たない。
ペイント内はもちろん高確率で決めている。
3ptシュートは、コーナーはほぼ打たない。たまに打っても確率も悪い。
基本的にトップかウイングから打つ。最も数多く打っている左ウイングの確率が低いのが、弱点か。

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