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23節 GAME1 名古屋ダイヤモンドドルフィンズVS 京都ハンナリーズ  3/8


ドルフィンズアリーナ

スターター
名古屋
齋藤、レイパークス、中東、クラーク、エサトン
京都
水野、満田、ライト、ユトフ、ディアロ

バイウィーク明けの初戦。終盤戦を占う大事な一戦。外国籍の補強で強力インサイド陣を揃えた京都。一方、名古屋はンドゥールの離脱でアラン・ウィリアムズを補強。来日直後のため今節は間に合わず。ここの不利をどう跳ね返すか。

1Q
名古屋はクラークの3ポイント。京都はディアロのオフェンスリバウンドからのゴール下。スタートはそれぞれ中心選手が得意の得点。
ディアロがいきなり2つめのオフェンスリバウンド。脅威。
齋藤が上手いテイクチャージ。代表に行って身につけたと思われるディフェンスの上半身の使い方が素晴らしい。
齋藤とライトか3ポイントを入れあい、早いテンポで得点が入り出した。
残り時間6分50秒で10-7
名古屋はそこから3ポイントが入らなくなった。京都のディアロにゴール下でやられて12-13。名古屋タイムアウト。残り時間5分19秒。
京都のゴール下の強さに押されているが、伊藤のスピードやエサトンの3ポイントで対抗。残り時間3分26秒で19-18。
京都の小澤の3ポイントが高確率で決まり、ユトフもさすがの存在感。京都がリードする展開に。
終盤にはディアロとウドゥーにフィジカルでやられてしまった。エサトンがすでに2つのファウル。
オフェンスも京都のディフェンスを崩せなくなり、21-28で終了。
京都の流れになってしまった。そしてエサトンのファウルトラブル。厳しい立ち上がり。

2Q
最初は京都、満田の3ポイントから。
両チームディフェンスで粘りを見せて、膠着して重い雰囲気になってきた。少しテンポが落ちてくるかも。
ルーズボールを奪い速攻をしかけるが、パスミスでターンオーバー。もったいないプレーになった。
しかし、ディフェンスが良くなってきたので、京都の得点を止めている。残り時間7分で27-31まで追い上げてきた。
その後も重たい雰囲気のまま、残り時間5分46秒。27-33で京都タイムアウト。
我慢比べが続く展開。29-36でオフィシャルタイムアウト。
名古屋は菊池を入れて、オンザコートワン。ディフェンスでハードワークをして京都に楽なオフェンスをさせていない。
残り時間3分で31-36。クラークを戻す。
じわじわと名古屋が詰め寄る展開。
残り時間2分17秒で名古屋タイムアウト。33-36。
それにしても名古屋は3ポイントシュートが入らない。ここぞという場面で全て外れてしまう。
それが連続してリバウンドからの速攻を決められるという最悪の展開になった。
33-40と差を広げられた。
そして、ディフェンスの圧力からパスコースがなくなり、齋藤のターンオーバー。速攻でディアロのバスケットカウントワンスロー。フリースローも決まって33-45。
最後のオフェンスもターンオーバー。京都のディフェンスに完全に圧倒されてしまった。

3Q
オフェンスリバウンドから齋藤の3ポイント。連続してスティールからまたオフェンスリバウンドでエサトンが押し込む。いきなり5点縮めたのは大きい。
そして、粘りに粘って24秒オーバータイムを奪う。一気に畳み掛けたいポイント。
ここで素晴らしいボールムーブから齋藤のコーナースリー。41-45。
さらにダメージを与えたいところだが、京都が踏ん張った。仕切り直しになる。ライトの活躍でまた点差を広げられて、41-50。
残り時間6分の時点で45-55。京都が完全に息を吹き返して、主導権をまた握った。
しかし、なんとか踏ん張る名古屋。ディフェンスで集中できている。
かなりいい状況なのに、3ポイントシュートが外れる。ここで乗り切れない。
47-55。残り時間4分。
ここを打開したのはエサトン。バスケットカウントワンスローで50-55。また名古屋が流れを引き戻す。
ディアロとの1on1でターンオーバーを引き出す菊池。最高の燻銀。クラークを休ませる充分すぎる働き。
残り時間2分。スモールラインナップで粘ってきた名古屋はここで選手を戻す。
伊藤と坂本で引っ掻き回して、菊池が渋い活躍をする。
ここで働くのがクラーク。鮮やかな3ポイントを決めて、55-56。さらにスティールからクラークのペリメーターのシュートで57-56。逆転に成功。
ライトのいいシュートで再逆転を許すが、スティールからのクラークの3ポイントが再度決まり、60-58。
このQは完全に名古屋が流れを掴んだ。

4Q
京都のディフェンス強度が増した。ユトフとライトの個人技でシュートを決められて逆転。60-62。
そして早々にエサトンが4つめのファウル。最悪の展開になった。
クラークと菊池の呼吸が合わずにターンオーバーをしてしまうが、菊池がテイクチャージを奪って挽回。
齋藤、クラークの3ポイントが連続で外れる我慢の時間帯。
膠着したまま残り時間7分24秒。
ディフェンス成功し、齋藤が巧みなフェイクを入れた技ありジャンパーで同点。62-62。
さらにクラークがスティールして即3ポイントシュートを狙うが外れる。そこで菊池がファウル4つめ。ファウルトラブルが深刻化してきた。
ここでクラークを休ませてエサトン投入。まずは最初の勝負所に。
中東、菊池が連続でファウルをもらい、フリースローで加点。65-62。
しかし、満田の3ポイントとディアロのゴール下で65-67と京都が逆転してオフィシャルタイムアウト。
菊池に変わってクラーク。最後の勝負。
ファウルが勝敗を左右しそうな展開。
名古屋は粘ってエサトンに繋ぎ、ゴール下で得点。67-67。
京都はファウルが嵩んでいるビッグマンのゴール下を狙っている。ディアロを止められない。
クラークのジャンパーが外れて、京都の逆襲。しかしディフェンスで取り返して、ボールムーブの末に伊藤のフローターで同点。69-69。残り時間2分37秒。
ここで京都ターンオーバー。京都タイムアウト。連続で名古屋がタイムアウト。
ファウルトラブルを考えるとここからは先行していきたい。
まずはクラークがしぶとくペイントに侵入。ゴール下で得点。71-69。
京都、ユトフのシュートはタフショットになり外れるが、リバウンドの絡みでエサトンがファウルの判定。退場に。
残り時間1分32秒。菊池イン。
ディアロのフリースローが2本外れるという奇跡。まだ分からない。
名古屋のオフェンス。齋藤のステップバックスリーは決まらず。京都が速攻からユトフの3ポイントで再度逆転。
71-72。残り時間1分。
名古屋はレイパークスの3ポイントを選択するが外れて、リバウンドはユトフ。
時間がなくなっていく中、伊藤が値千金のテイクチャージ。
残り時間31秒。伊藤に替えて須田。
名古屋のオフェンス。齋藤とレイパークスが狭いスペーシングでドライブを重ねてしまいスティールされる。
ファウルで止めて、名古屋タイムアウト。
京都のフリースロー。2本成功で71-74。名古屋タイムアウト。3ポイントを誰が打つか。残り時間6秒。
名古屋の選択は須田。須田の3ポイントシュートはリングに弾かれる。リバウンドをクラークが取るが、3ポイントラインに下がってフェイクを入れたところでタイムアップ。

ファウルトラブルが終盤に響いた試合。勝負所のオフェンスで冷静さを欠いたのも追い詰められたからか。
バイウィーク明けは試練の幕開けになりました。


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