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ドルフィンズまた復活


FEと大阪に手も足も出ない内容で連敗し、首位琉球の背中が遠ざかった水曜日。
私は地区優勝を諦めて、島根・広島との2位争いに頭を切り替えた。
何とか2位を死守して、東京とのQFに照準を合わせ、クラブ初のSF進出を果たしてほしい。
そのためにも崩壊したチームの連携を立て直して、中1日で始まる島根との直接対決で1勝を目指す。
疲労が心配だが、怪我はしないでくれ。
そんな気持ちで迎えた金曜日。

赤子に離乳食をあげて、ミルクを飲ませて、寝かしつけをしながら見るバスケットLIVE。飛び飛びで画面を覗くだけで集中して見ていないものの、そこには完全体のドルフィンズがいた。
激しい点の取り合いで盛り上がる前半。
恐ろしいペリンや安藤を擁する島根に全く引かず、対等に戦うドルフィンズ。
これはもしかすると、と期待を抱きつつどこかで後半にやられる姿を想像していたが、ファウルトラブルでビッグマン達がベンチで休まざるを得なかった島根に対して、3Qに一気に畳み掛けて突き放した。
4Qに入るともはや勝ちを確信。安心して赤子の寝かしつけに専念できた。

完勝とも言える内容で勝ち、2位を死守する事に成功したと喜んで迎えた土曜日のGAME2。
島根の方達は怖い人が多いから反撃されるだろうなと半ば確信していたが、なんと1Qからドルフィンズペース。前日の後半の勢いそのままに、どんどん点差を広げていく。
これは夢かと疑ったが、そのまま試合は終盤までいき、島根は立て直せず終了。
前日以上に完璧な内容で大勝した。

信じられないまさかの2連勝。そして完勝。良い時と悪い時の差が大きすぎてついていけない。
さらに夜には激戦の末、長崎が琉球に勝つというサプライズ。
これでゲーム差は3にまで縮まった。逆転優勝の可能性が出てきて、むくむくと期待が膨らんでくる。
優勝はなくなったと切り替えた頭を戻すのが大変な作業。
まだ圧倒的に不利な状況だが、一度条件を整理する。

週末の琉球との直接対決で連勝する事が必須の条件。1敗でもすれば琉球の優勝が決まる。
連勝すればゲーム差1で最終節に突入。
琉球はアウェイで広島戦。
名古屋はアウェイで佐賀戦。
この時点で名古屋-琉球の直接対決は4-0のため、勝率が並べば名古屋優勝。

最終節の結果によって優勝は以下のようになる。
琉球が2勝 - 琉球優勝
琉球が1勝1敗 - 名古屋が2勝なら名古屋優勝
琉球が2敗 - 名古屋が1勝以上で名古屋優勝

まだまだ圧倒的に琉球有利な状況だが、名古屋が1つ勝つ毎に、逆転優勝に向けて空気が変わっていく事でしょう。
まずはGAME1
ここで勝てば俄然、名古屋に有利な雰囲気が出来てきて、逆転優勝のプレッシャーを琉球にかけられるはず。
名古屋は4連勝するしかない。分かりやすくそれを応援するのみ。

早々に諦めてすいませんでした。

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