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3/19 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの個人スタッツより


バイウィークもあと2日。島根戦が待ち遠しい今日この頃。42試合消化時点。ドルフィンズの選手のスタッツを見て、気になる選手の数字をピックアップします。

🔸齋藤拓実

34試合 22分 12得点 
2FG% 51.9% (83/160)
3FG% 35.8% (57/159)
FT% 83.3% ( 70/84 )
アシスト 5.7
スティール 1.5
± ➕5.9

・完璧とまでは言わないが、エースガードとして申し分ない数字。
脳震盪などで8試合欠場した事を除けば、今シーズンもチームに最高レベルの貢献をしている。
リーグの日本人PGはバケモノが何人かいるので、彼らに負けないようさらなる高みを目指して欲しい。
おそらくCSではプレイタイムを伸ばしてくるはず。
得点能力を爆発させる試合は圧巻。
エサトンとのPnRは芸術的で、リーグ有数のコンビに成長している。

🔸スコット・エサトン

26試合 28分 16.1得点
2FG% 58.2% (135/232)
3FG% 55.8% (24/43)
リバウンド 9.3 (OR 2.9 DR 6.4)
アシスト 2.4
スティール 1
± ➕3.9

・開幕直前に怪我で離脱して16試合の欠場は痛かった。
チームの大黒柱として攻守の要となる存在。スタッツも素晴らしい数字が並ぶ。
昨年と比べて2FG%を若干落としているが、3FG%が大きく伸びている。フリーの場面ではさらに積極的に打ってもいい確率。7/7で決めた試合もあり、今シーズンは得点でも期待が大きい。特にロボが離脱した今は重要。
とにかくこのまま健康にすごして欲しい。
献身的に走り続ける、ビッグマンの鏡。時として日本人選手よりも一生懸命走っている姿を見せつけてくれる、よい見本。

🔸レイ・パークスJr.

35試合 20分 7.8得点
3FG% 36.4% ( 36/99 )
FT% 81.9% ( 59/72 )
リバウンド 3.3 ( OR 0.9 DR 2.4 )
アシスト 2.1
ターンオーバー 1.6
スティール  1
± ➕6

・怪我で離脱があり、復帰後もしばらく不調だったので良くないイメージも少しある。しかし完全に復調し、最近はおそらくこの数字よりももっと良いスタッツを出しているはず。
シュート確率も2pt以外はお見事。
さらにオールラウンドな活躍を示すスタッツの数々。攻守に渡り貢献しているのが分かる。
ハンドラーを務めながらターンオーバーが少ない点は以外だった。良くない時期にターンオーバーが多いイメージだったので、最近はかなりターンオーバーが減っているようだ。
±はチームハイの数字。

🔸中東泰斗

42試合 22分 7得点
3FG% 32.5% ( 40/123 )
FT% 75.9% ( 22/29 )
リバウンド 3.1 ( OR 0.8 DR 2.3 )
アシスト  2.4
ターンオーバー 1.7
スティール  0.8

・スタッツ上は本人も満足していないと想像している。昨年からの大きな飛躍を期待したが、少しポジションや役割が変化して、単純な比較が出来ない。
42試合出場は素晴らしい。体を痛めながらテーピングしてプレイする姿が印象的。
3ptシュートの確率が少し上がっているが、確率以上に距離が伸びている事が特徴。ディープスリーを多投していて、確率も上がるという離れ技。特に右ウィングは神がかっている。
昨年からやり出したハンドラーのスキルがどんどん向上している。本来の役割に専念すればもっとスタッツは伸びるだろうが、チームの構成から、彼がハンドラーをする事が必要なので、重要な要素を担っている。
PnRのスキルがどんどん上達していて、まだ選手としてピークを迎えたいない。
試合中にダンクを見せてくれる貴重な日本人プレイヤー。

🔸須田侑太郎

42試合 25分 9.6得点
3FG% 36.9% ( 100/271 )
リバウンド 2 ( OR 0.6 DR 1.4 )
ターンオーバー 0.9

・42試合出場はお見事。そして全てスターター。
代名詞となった3ptシュートは、毎試合厳しいマークを受けながら、平均で6本以上打ってこの確率で素晴らしい。
スタッツ上はまだまだ伸び代があるが、常にディフェンスでハッスルして、チームを鼓舞するキャプテンとしての役割を果たしている。
ドルフィンズに来てから、どんどん成長していて、まだ天井が見えない。

🔸佐藤卓磨

33試合 18分 5.7得点
2FG% 62.5% ( 35/56 )
3FG% 36.8% ( 32/87 )
リバウンド 2.9 ( OR 0,8 DR 2.1 )
ターンオーバー 0.6
± ➕2

・新規加入選手として、ここまで張本がいないドルフィンズの高さを補った。
怪我の離脱はあったが、チームを支える活躍を見せている。
シュート確率が高く、普段は3ptシュートの確率に目がいくが、2ptシュートが驚異的。確率は外国籍選手並みの数字。
チームの連携が向上していくにつれて、プレイタイムを伸ばしていけば、さらにインパクトのある活躍が期待できる。
チームとしての1番の伸び代。

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