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ズートピアから学ぶ現代に必要な生き方⑴

こんにちはちゅーとはんぱーUgoです。
中途半端ながらに映画から学び、感じたことを発信するのも大切だと思い、今回は書いていきます。

映画「ズートピア」。
可愛い描写ながら、非常にメッセージ性のこめられたものでした。
(ネタバレ内容を含みます)

本作は、進化を遂げ理性をもった動物たちが、社会を形成しているという"ユートピア"(どこにも存在しない理想郷)が描かれています。
主人公のジュディーは、ウサギであるが故に「警察官になりたい」という夢をバカにされていましたが、信念を貫き通し、努力の果てに警察官になります。「どんな動物もしたいことが叶えられるようになった」とアメリカン・ドリームを彷彿させるような設定ですが、この社会にも差別や偏見が存在し、その間のなかで、ジュディーが他者の手を借りながら活躍し苦難を乗り越えていくというストーリーとなっています。

誰が見ても感じることだと思いますが、この作品のメッセージ性として一番強いのは、「差別」や「偏見」についてだと思います。

鑑賞後、ググってみると作品全体について考察されている記事はたくさんあったので、今回は主人公ジュディーから学べることについて考えていきたいと思います。

1. 夢を描き、それを貫き通すこと

ジュディーは幼少期から警察官になる!と高らかに夢を語っていました。しかし、周りは彼女の夢をバカにし、両親からも諦めるように言われてしまいます。それでも、ジュディーはめげずに警察学校に入り、創意工夫しながらしまいには成績トップまで登り詰めます。

さて、みなさんは幼少期の夢を覚えているでしょうか?
もしかすると、どこかで現実的に考えてしまい諦めてしまった夢がある方もいるかもしれません。幼い頃い描いた夢でないにしても、大きな夢を語るとまわりから笑われたり、呆れられたり、諦めるよう説得されたりということが私自身もあります。
自身がチャレンジしてみた上でのアドバイスならまだしも、それが難しいということを体験せずに言っている人がほとんどではないでしょうか。
往往にしてこの世の中では結果が評価されます。それは仕方ないのかもしれません。だからこそ大切なのは、めげないこと。
彼女は何を言われても、「いつか見返してやる」という思いがあったのだと思います。

悔しい思いをしたことがある人はぜひジュディーを見習いたいですね。

2. 口よりも行動と結果で示す

晴れて、本庁?のようなところに配属されたジュディーですが、まわりはサイやトラなど大きな肉食動物ばかり。バッファローの上司からも認めてもらえず、「駐車違反の取り締まり」しか任せてもらえません。

「私は警察学校の成績がトップでした」と伝えるも、「ならば駐車違反を1日100件取り締まれ」と言われてしまいます。

さあここからがジュディーのすごいところ。
そこでたてつかず、「ならば200件取り締まろう」と気持ちを切り替えます。いくら言葉でいってもわかってもらえないとすぐに判断し、行動と結果をみせることにしたのです。

自分の任された仕事や与えられた環境に文句を言いながらも、それを本気で変えようとはせず、日々を過ごしている人は大勢いると思います。
本気で変えたいならば、文句を言っている時間に、それを本気で終わらせて本当にやりたいことをすることは可能な場合が多いのではないでしょうか。
それか、現代においてブームを巻き起こしている人たちのように「好きなことだけをして生きる」という方向性に振り切ってしまってもいいのかもしれません。要は、ぶつぶつ言っているだけならば、なんの意味もないということ。

結果的にジュディーはあまりやりたかった仕事ではなかったけれど、本当に200件取り締まってしまい、しかもそこから重大な事件への糸口を掴みます。

connects dotsとスティーブ・ジョブズが言ったように、なにがどこで結びつくかわかりません。一見、やりたくない単純なことと思っても、ちょっと視点を変えればそこから得られるものはあるかもしれませんね。


(つづく...)



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