5/31-6/2の2泊3日で長崎県の対馬に行きました。忙しくて余裕がなく、ろくに写真を撮れてないですが、少しだけ。

前日に博多に宿泊しました。3年ぶりかな。九州に親戚がいるので小さい頃からよく来てました。博多にはほとんど良い思い出しか無いので特徴的な博多口を見ると嬉しくなります。

生きたイカに塩や醤油やレモンを付けて食べました。新鮮でとても甘かったです。イカの気持ちを考えるとかなりキツいものがありますが。

次の日、福岡空港から対馬空港に飛ぶ際、預け荷物のリュックのヒモが機械に引っかかり、トラブルに。技術者の人とか呼んで割と大事になり、危うく飛行機に乗れず次の便になりそうでしたが、何とか間に合う時間内に無事機械から取れました。グランドスタッフの方々にはご迷惑をお掛けしました。これからはリュックはアナログで預けるか、キャリーケースにしよう…。

プロペラ機で35分、めちゃくちゃ小さい空港に着陸。機体が小さく安定性がないので着陸の振動が結構怖かったです。

対馬初日の昼ごはん。鯛のあら煮。
丸々一匹分の鯛が甘辛いタレで煮詰められていて、かなり味が濃いのでご飯に合うが、量が多すぎて苦しむことに。2人で一皿食べるのがちょうどいいかも。

対馬は険しい山道がとても多いのですが、そういう道沿いに薪用の材が積んであり、見てみたら大陸からの外来種のハラアカコブカミキリが何十匹もいました。最初の数匹を見たときは、初めて見たので感動しましたが、流石外来種という感じで次々に現れるので次第に辟易してきました。

他にもキイロミヤマカミキリやカッコウメダカカミキリ、タイショウオオキノコムシなど見られました（写真なし）。

対馬の有名な神社です。いつかの台風で壊れた鳥居は復活してました。「わたづみ」と読みます。よくあるインスタ映えやツイッターバズ狙いのアニメ風ゴリゴリ編集エモ写真を撮りたがる写真家さんが好きそう。
…口が悪いですね。

2日目の夜にシャワーを浴びたあと、太ももにマダニが噛み付いているのに気づきました。マダニはよくホクロと間違えると言いますが、明らかに質感が違うので見た瞬間に鳥肌が立ちました。対馬はシカが多いので、嫌な予感はしていたのですが、いざ現実になるとホントにイヤですね。

放置するのは感染症のリスクが上がるのであまり良くないのですが、帰宅するまで病院にも行けないので2日間絆創膏を貼ってなにかの拍子に取れないよう固定し（痒くて掻いたりしてマダニが取れてしまうと頭部が残る）、帰宅後に皮膚科に行って取ってもらいました。

ダニ子ちゃんと名前をつけて2日間も一緒に仕事したり観光したり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりしたので愛着が湧いていましたが、無事に取れたときは普通に安堵しました。周りの肉ごと取り除く感じで口が残らないように取るので、結構痛かったです。
マダニ除去キットみたいなのが市販されてるようなので、買って持っておいてもいいなと思いました。

病院の先生はマダニ感染症に詳しく、リスクや発症したときの対応を詳しく教えてくれました。マダニが媒介するライム病と日本紅斑熱への対策として抗生物質もくれました。怖いのはやはりSFTSだそうですが、若い人は死亡例もないから大丈夫だろうとのことでした。

晴れてたのでドローン飛ばして断崖絶壁の絶景を見られて満足。ここも台風の影響で展望地に入れず。

再びプロペラ機で福岡へ。この時期の対馬は初めてだったので、写真はないですがツシマカブリモドキや見たかったツシマコメツキモドキ含め、色々な生き物見られて楽しかったです。マダニもいい経験でした。

fin.