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夏に誘う/作業過程

こちらの6色縛りで描いた絵の作業過程です。

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 まずはラフと色ラフ。今回のテーマがワンピースだったこともあり、全身を描こうと意気込んで用紙サイズはB5に設定。

 本当は、ラフからアナログでするつもりだったんですが、何度も消しゴムをかけているうちに嫌になってしまったのであえなく液タブ先生に助けを求めます(笑)

 色ラフを作ると一気にテンションが上がりますね。ワンピースの赤と青のストラップ柄は試しに入れてみたら凄く好みな感じになったので即採用。この時点で私の目的は「ストライプを塗ること」に変換されました。はやくストライプ塗りたい。

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 出来上がったラフは印刷して、アナログで下描きを起こします。まだ金魚はいません。全身の描き込みに苦戦してます。

 最近は、トレース台の登場頻度が増えました。少しずつ慣れていく作戦ですが、長年下描きから完成まで同じ紙に描いていたので感覚が掴めず、この線とこの線どうやって繋げるの!?っていう事件が毎回起こります。現場はここですお巡りさん。

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 そんな苦手なトレースで、苦手な下描きをなんとか整えた後、スキャンして印刷。本番用紙(画用紙)に再びトレースでペン入れします。この時点でA4の紙が4枚も生産されました。ワォ。

(本当は、下描きの紙が本番用紙だったけど消しゴムかけすぎて毛羽立った)

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 ペン入れに使用したのはマルチライナーのセピア、ラベンダー、ワインです。ラベンダー可愛いよね。

 さあ、いよいよ色塗りです。…と、言いたいところですがほとんど過程が残ってませんでした…(笑)

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 金魚はR05しかメインで使える色がなくて、「中間色欲しい〜!!」って思いながら塗ってました。そう、この6色、濃い色担当のR05とB18をぼかせる色がなかった!(※個人的な感想)

 金魚は6色全部使いました。

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 急に物足りなさに耐えきれなくなって泡ブクを描き足す。迷走中。

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 泡ブク塗るのにも飽きていよいよワンピースのストライプを塗り進めます。楽しみにしていたストライプの塗りはただただ楽しかった……ストライプ狂にとってはたまらない瞬間………。淡い色でぼやけてた絵が、濃い色を入れるたびに締まっていく感覚も好きです。

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 ストライプ塗り終わり。楽しいながらも集中力の限界で呼吸困難ですゼェハァ

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 次はキャラクターの髪と顔を塗り込む。小夏は白髪なのでホワイトで上から塗れるようにB60、G0000、B18で少し濃いめに下塗りをしていました。

 あとは、ホワイトで細かい所を整えたり、ホワイトを散らしたりしたら完成です。

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 見てくださりありがとうございました!

*2021.8.1完成/ミューズザスケッチ(画用紙)A4/キャラクター小夏(自創作)