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【FRJ2024 オンデマンドセッション#25】自団体の認知の幅を増やす努力を惜しまないでいきたい

FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。

25こめに視聴したのは、『ガバメントクラウドファンディングのこれまでとこれから』です。こちらは、宮内俊樹(株式会社トラストバンク寄付文化デザイン部部長)さん、荒井聡(株式会社トラストバンク寄付文化デザイン部 mgr)さんがお話されています。

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自治体と連携したクラウドファンディング

ガバメントクラウドファンディング、個人的には最近聞く機会が増えてきた言葉です。ぼくが所属する団体でも、2023年末にクラファンではないけれど、ふるさと納税の仕組みを使った、寄付プロジェクトを兵庫県尼崎市が準備する枠組みの中で実施しました。このセッションでは、ガバメントクラウドファンディングの動向と事例を紹介されていて、基礎的な知識を学ぶためにはよいセッションだと思います。

自治体と連携する形となり、日々の活動とは異なる人たちにも自分たちのことを届けられる手段が増えるので、新規寄付者を増やすという点でも活用検討をしてみてもよさそうです。そして、自治体と連携することでの付随的な効果としては、自治体チェックをパスした団体ということで、信頼度が増すことかなと個人的には思います。

また、ふるさと納税というところから、まさに自分の団体がそうなのですが、認定NPO法人でなくとも個人寄付が寄付控除されるという点で、そういう観点で寄付先を探している層も少なくないはずなので、そういった点でもよさそうです。

これからする人へのメッセージ

よくユーチューバーが、自分より登録者数が多い人とコラボして、自分のことを知ってもらい、チャンネル登録者数と再生者数を伸ばす手法があります。NPO法人や非営利団体もこういったことをもっと積極的にしていったほうがよさそうだと、このセッション見ながら考えていました。

利用するという意味ではなく、支援の幅をお互いに広げていくという側面でどのような連携ができるかをいっしょに考え、支援できる人・機会を増やしていければというのが目的になるかと思います。

そういったところで、自治体と連携して何かするとなったときに、担当者がどれくらいフットワークが軽いかにもよるかもしれませんが、ガバメントクラウドファンディングの決起集会イベントをするとか、報告会をするとかで、いっしょに何かをすることを積極的に考えれればと思います。また助成金採択されたときも同様かなと思います。助成団体と合同のオンラインイベントを開催したりするなどして、点で何かを終わらすのではなく、線にしていくことを考えていくことがとても重要だとやっと気づきました。

これから、そういった連携や助成金にチャレンジする人は、頭の片隅にでも持っておいてもらえればと思います。

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