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【FRJ2024 オンデマンドセッション#33】ファンドレイジングにおける知っておくべきこと、言ってはいけないこと、専門家につなぐべきもの

FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。

33こめに視聴したのは、『はじめての遺贈寄付(大学編)大学ファンドレイザーの座談会をのぞいてみませんか?』です。こちらは、久保優子(大学チャプター 共同代表)さん、小出 静代(大学チャプター 運営委員)さん、齋藤 弘道(一般社団法人全国レガシーギフト協会 理事 遺贈寄附推進機構株式会社 代表取締役)さんがお話されています。

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遺贈寄付、何から始めれば

「難しそう」「何から始めれば」というところからはじめったので、すごく「そうだよなー」と思いながらセッション視聴を始めることができました。遺贈寄付という言葉はもちろん知っているものの、自団体で何か整えないといけないのか、そもそもどうやって集まればいいんだろうというところで、オンデマンドセッションでも遺贈寄付がテーマのモノが沢山あったので、一気見しようと思ってため込んでいました。

ただただ「ありがとうございます」ということで終わることではなく、受け取った際に言ってはいけない言葉があるだったりとか、相続に関する法律なども関わってくることなので、最低限の知識っていうのがファンドレイザーにも、遺贈寄付を受け入れる団体にも必要なんだというのがよくわかったセッションでした。

ファンドレイザーが言ってもいいこと・ダメなこと

寄付控除の話も該当するとは思うのですが、ファンドレイザーとして相談に乗ってはいけないもの(≒断言してはいけないもの)っていうことをキチンと理解しないといけません。法人寄付についての話をしたときに、法人担当者から「いくら控除になるのですか?」だったり。個人の方から「いくらとくするの?」みたいなことを聞かれることもあります。

そういうときに、計算方式や制度のことを伝えはするのですが、「で、いくらなん」(関西だけ?w)と言われますが、それはぼくでは答えることができないので、懇意にされている税理士さんに相談してください。と伝えることがこれまでに何回かありました。

経験値があって、ついつい代わりに計算しちゃえることもあるかと思いますし、こういう書類を整えなきゃなので、かわりにつくっておきますよ、と言いたくなります。そのほうが、スムーズに寄付をしていただけると思うと、やってしまいたくなる気持ちもわかりますが、そこはグッとこらえて、適切な対応をこころがけなければならないなとも感じたセッションでした。

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