Z世代向けアプリのオンボーディングを見て気づいたこと(Yay! / GRAVITY / Lemon8)
今回は、Z世代に人気のアプリのオンボーディングを見ていきます。
Lemon8
チュートリアルなし、即ホーム画面へ
特徴:
Lemon8では煩雑な登録は全て右上のスキップボタンからすることができ、すぐにホーム画面に辿り着くことができる。チュートリアルやオンボーディングも無い、シンプルな作り。
会員登録はアカウント画面から、後からでもできるようになっている。
アプリのメインターゲットは女性。
機能はシンプル、ホーム画面のレイアウトも画像中心で直感的に使えるようなUIになっている。そのため、説明的なチュートリアルはそもそも必要ないのかもしれない。
Yay!(イェイ)- 同世代と趣味の通話コミュニティ
ホーム画面までのフロー
特徴:
最初のクリエイティブ、流れ星がアニメーションになっているイラストが綺麗。
初めのプロフィール作成は1画面のみで完結できる。
モーダルの中のウォークスルー型のオンボーディング。絵文字が文章の中にふんだんに使われている。
GRAVITY(グラビティ) 共感で繋がるSNS
ホーム画面までの導線
特徴:
こちらも、新規登録画面のパラパラアニメのような手書き風のアニメーションが素敵。
趣味タブが豊富。全部で9タブもある。中にはLGBTやHSPなどのナイーブでセンシティブなタグも。
以前までは、診断テストが初めに来ていたがなくなり、手数少なめでホームまで辿り着けるようになった。
探索 > 星と交信
ナビゲーションバーの”探索”→星と交信機能のオンボーディング。
”探索”では、星(グループ)に入ったり、音声ルームを楽しんだり、自分の話したいことを「流れ星」として放つことができる。
また、星(グループ)では、思っていることを投稿したり、音声ルーム(配信)を聴くことができたり、グループでチャットすることができる。
星との交信では、自分の流れ星(話したいこと)を宇宙に放ち、誰かがキャッチすることでつながり、トークをすることができる。
話題がなくても、おすすめの話題を選ぶだけで簡単に星を放つことができたので、かなり敷居の低い作りになっていると思う。
また、流れ星をキャッチするには10秒という時間制限が設けられている。
キャッチして内容を確認して、そこから離脱しようとすると、トークルームが表示されない仕組みになっていて、会話を続けたくなるような仕組みになっている。
3Dスペース
3Dスペースではアバターを自由に変えることができる。吹き出しの中は24時間残る。
コインを使って3Dガチャを引くこともできる。ガチャを引くためには、ポイントやコインが必要で、ポイントを貯めるためには、ログイン、投稿、いいねなどのタスクをこなす必要がある。
メッセージ > AIグラちゃん
AIグラちゃんは、いつでも話すことができるAチャットボット。
テキストで会話することもできるし、音声を聞くこともできる。
メッセージの中のAIグラちゃん(AIパートナー)とのトークルーム。
話し相手がいなくても、AIグラちゃんといつでも話すことができる。
他2つと比べると随所にチュートリアルが入っているが、タップでスキップでき、操作が行き詰まることはなかったし、独特なグラフィックや世界観が印象的だった(”星”という概念も個人的には面白くて、他のSNSと比べてもいい意味で独特だと感じた)。
GRAVITY タスクまとめ
流れ星キャッチは10秒という制限時間ががある
キャッチしてもすぐ返信しないとトークルームが消える
10分配信を聞かないとポイントがもらえない
その他、タスクをこなすとポイントがもらえる
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