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【UW映画感想】#43『2023年に見た映画BEST3』【押川賢吾】

2023年に見た映画でブッ刺さった作品を3つ上げます。
面白い映画、感動した映画とか他にも沢山あったんだけど、こればっかりは作品としての評価とかもうそういうレヴェルの話ではなくて、自分が生きてきた人生とか生きる上で大事にしてる事とかそういうの全てひっくるめて〝自分〟の心の柔らかい場所を締め付けられた(1998 SMAP「夜空ノムコウ」)
もはや作品ではなく体験の話なので見てください!オススメ!って話では無いです。
恥ずかしいけど取扱説明書くらいの気持ちで見てください。
(2015 西野カナ「トリセツ」)

Guardians of the Galaxy:VOLUME 3

傑作だった。シリーズ3作全てが最高だった、本当に。
アメリカのコミックスには週刊少年ジャンプと週刊少年サンデーみたいな感じでマーベルとDCっていう別の出版社があるんだけど、この作品をもって監督のジェームズガンはマーベルを離れてDCに行ってしまいました。とても悲しいです。
とはいえマーベルめちゃくちゃ好きだけど、好きになった理由はそもそもガーディアンズの1作目を見てからだし、ジェームズガンこそが俺のマーベルだったって事。
つまり俺のDCがこれから始まるっつー事になります。

素晴らしき哉、人生!

本当に今年一番泣きましたね。
父親が死んでも泣かなかった冷血な僕が、ワンワン泣きましたね。
主人公の性格とか環境とかも含めて、感情移入しまくっちゃってラスト5分本当に嗚咽出るくらい泣きました。
見終わった後は自分を主人公に重ねて泣いたと思ってたんだけど、時間置いて改めて思い返すと
貧しい中、家族や周りの人のために生きた主人公の姿に父の姿を重ねてたんじゃないかなと思いました。
だから実質父親が死んで泣いたという事になります。
つまりあったけぇ血が流れてるっつー事になります。


RRR

予想や期待、既成概念や常識を裏切ったり超えたりする時に人は笑ったり感動するものだと思っていて、俺の好きなエンタテイメントとはなんぞや、を再確認できた作品だった。
この作品には主人公が二人いるんだけど、それぞれ一人で10人くらい倒しちゃうくらいには強いのよ。
でも作中で、主人公をもう一人の主人公が肩車して戦うんだけど、まぁ強い。
100人くらい倒しちゃう。
普通は別々で戦った方が強いはずなのに、絵面に有無を言わせない説得力があるんだよね。
脚本や演出のアラとか気になっちゃう内はそもそも作品としてのパワーが足りないんだろうね。

強いやつが強いやつを肩車したら何倍も強い。異論は認めない。

やっぱこれくらいの魂込めなきゃダメよ。っぱ表現っつーのはよー!!
いつまでも常識に縛られてんじゃねーぞ!俺!
つまり今年は〝超えてく〟っつー事になります!

今年もよろしくぅ!
僕からは以上ぉ!

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