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【UW映画感想】#51『M3GAN/ミーガン』【上田昌宏】

優秀なロボット開発者によって生み出された、人間のようなAI人形「ミーガン」。子どもを守り、最高の友達になるようにプログラムされ、自己成長していく。子どもを守るための行動がやがて悲惨な事件へと発展していく…

ホラー映画でも観るかって観始めたけど、全然ホラーじゃなかった。ちょっとびっくりするシーンがあるぐらい。全然怖くない。

観てる間、チャイルドプレイのチャッキーを思い出した。それぐらい可愛い感じ。でも、AI人形としてちょっと不気味さを感じる具合のロボット。
もっとリアルなロボットにすると不気味さがなくなって怖くなくなるから、ちょうどいい具合なんだと思う。

ストーリーとしてはだいたい予想通りなんだけど、なんか観続けちゃう面白さがある。やっぱりベタだからなのか。人類共通のAIへの恐怖心というものがあるのかもだけど、ミーガンがどんな風に成長していくのか、という子育てにも似た期待感がある。

いい意味で現代版チャイルドプレイのような感じで、子どもの頃チャイルドプレイにどハマりしていた自分としては、子どもの時に観たらめっちゃ怖いだろうし、あの不気味さがクセになるんだろうなって思う。

最近思うのが映画を何百本と観てきて、ある程度ストーリーを予想できてしまったり、あの映画と似てるなとか考えてしまったりしてしまう。
生まれて初めて映画を観たとしたらとか、子どもが観たらどう感じるかとか、全く知識がない状態で観れたら、何でも面白く感じれるんじゃないかって思う。

子どもの頃なんて、どんな映画やアニメでも何でも面白かったもんね。面白い映画って何?面白い、面白くないってあるの?そう考えると大人の映画評論なんてどうでもいいよねって思ったり。

とまぁ脱線したけど、世の中には子ども向け、大人向け映画ってものがあるので、それぞれの楽しみ方はあると思います。
面白くないなって思ったとしても、子どもが観たらどう思うかって視点で観るとまた違う感想が出てくるって話でした。

この映画ミーガンはベタだけどなんか観ちゃうっていう、ちょうどいい面白い映画だと思いました。

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