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民間と行政の役割分担について

こんにちは氏家のりおです。本日は総務教育・建設産業民生常任委員会連合審査会が開かれ、指定管理者制度と第9期介護保険料案についての審議となりました。

前者については、経常利益の高い部門についての指定管理ではなく(多度津町にはそうした委託しなければならない施設はありませんが)、どういう考えで何を目指しているのかという点と、新規部門についてのコスト削減について伺い、後者については、介護保険第1号保険者の数と認定者数とサービス利用者数の実態について伺い、サービス提供体制の確保と健康寿命延伸についてご意見させていただきました。

両者について共通するのは、直営・民営・民間委託など含めて事務的経費削減など合理的な運営の必要性と、民間では事業が行えないからこそ行政が執行する業務の混同を退けながら、住民の福利向上に一丸となって努めなければならないという話です。

民間に学ぶところもあれば、できないこともあるため、そこを自覚・把握しながら公共サービスが提供されるように立法府は厳しく監視していかなければなりませんよね。

予算など手を入れることが容易にできる訳ではありませんが、引き続き注視して参ります。

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氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。