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デザイン力の基本

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「きゃあ、これはダメ〜!」 (1)見えない、読めない(2)さえない、映えない(3)信頼性がない、うさんくさい(4)存在感がない、記憶に残らない(5)シェアする気にもならない。こ… もっと読む
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#デザイン原則

余白の法則 -The Rule of White Space-

過剰な飾りより、余白をきちんと取るほうが効果的である。 (この記事は『人を動かすデザイン22の法則』からの一部抜粋と、書き下ろしのコラムを組み合わせて書籍の紹介をしています。) 「余白」が持つ3つの役割 「余白」とはその名の通り、余分な空白のことです。私たちの誰もが、余白を作ることによって、 ①物理的あるいは心理的な「境界(スペース)をつくる」 ②対象を「浮き上がらせる」 ③対象までの距離が遠く取られるため「大切なもの違いない」などと感じる ことができます。 例えば

1点の法則- 視線を奪いたい?なら、「1点」は最強である。

12月の頭に新刊『これならわかる! 人を動かすデザイン22の法則』が発売されるので、内容を少しづつ紹介したいと思います。今日は、1点の法則です。 一点の法則(The Rule of Focus) 「人間の目が二つあるのは、たくさんのものを同時に見るためではなく、一つのものをよく見るためである」これが、視覚と脳の原理原則であり「一点の法則」の本質です。 ウサギと人間では目のついている位置が違いますが、これにより「視野角(見える角度)」も異なります。顔の両脇に目がついてい

これならわかる! 人を動かすデザイン22の法則 (KADOKAWA)

(この記事は『人を動かすデザイン22の法則』からの一部抜粋と、書き下ろしのコラムを組み合わせて書籍の紹介をしています。) 突然ですが、質問です。・時間がない ・センスがない ・予算がない ・教えてくれない ・でも自分で(デザイン)やるしかない! そんな時、皆さんはどうされていますか。 そもそも、人にはそれぞれ「好き・嫌い」と「得意・不得意」というものがあります。 例えば、私は車の運転は「好き」なほうです。風を感じながら海辺をドライブ、とくに桜のシーズンはいいですね。