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バルト三国に行ってきましたー!

こんにちは。
イギリスの田舎町に留学している、あつです。

良く旅をしている僕ですが(旅ブログなのか、留学ブログなのか分からなくなる時が自分でもあります笑)、今回は最近旅行先としても人気になってきたバルト三国の旅行記の様子を書こうと思います。

1.なぜスペインやイタリアではなくバルト三国を旅行先として選んだのか?

率直な理由としては、今後行かなそうだからです。
どっちにしろ、世界遺産が好きな僕はスペインやイタリアなどは絶対に訪れたい国のリスト(こんなのは作っていません笑)の中に入れていますし、仕事等で訪れる可能性も大いにあります。

だからこそ、あまり行かなそうな国+今このような情勢なので旧ソ連圏の国の中でいける国は世界でも限られていると思います。

そのためぜひ訪れてロシア国教会系の綺麗な教会やその町並みなどを見てみたかったとともに、博物館などを訪れて歴史探訪のようなこともしてみたかったというのが理由です!
(あともう1つ大きな理由としてあったのは、中高以来の友達がバルト三国のうちの1か国に留学していたことですね)

2.リトアニアについて

ここからはそれぞれの国の特徴について旅を通じて簡単に感じたことを書いていこうかなと思います。僕は、リトアニア➡ラトビア➡エストニアと北上するようにして旅を進めていきました。

1か国目のリトアニアでは、首都のヴィリニュス(いやどこや!という人が多いかなと思います)とシャウレイという町に行きました。

首都のヴィリニュスは観光客が少なく、町はそこまで大きくないのですが、全て歩いて観光するとなると少し大変なのでバスを使って移動していました。なぜかは分かりませんが、スマホが使えなかったので地元の人に聞いてどのバスに乗ればいいのかなどを聞いていました。
(なんせたくさんのバスが市内を縦横無尽に行き来しているので到着してすぐの僕には何も分かりませんでした笑)

あと町を上から眺めてみて感じたこととして、町の一角は世界遺産にも登録されているとても綺麗な旧市街なのですが、その反対側にはまだ発展しておらず廃墟のようなビル群が広がっていたことです。
これには少し驚きました。詳細は分かりませんが、おそらく旧ソ連圏だからなのかなと思いました。

有名な料理としてはこれはバルト三国に共通しているのですが、ジャガイモを使った料理が大変多いです。寒いからみたいです。

Cepelinai/ツェペリナイという料理だそうです。リトアニア料理を出しているお店は日本ではほぼないみたいなのでぜひ食べてみたい方はリトアニアへ。

シャウレイでは十字架の丘という、たくさんの十字架がある観光スポットに行きました。なぜ下の写真のようにこれだけ多くの十字架があるのかというと、観光客が行くたびに置いていくからだそうです。

シャウレイからバスで40分ほど離れたドマンタイという地域にあります。

3.ラトビアについて

ラトビアはあまり時間がなく、首都のリガだけ訪問しました。
リガは町が小さく公共交通は利用せず、徒歩だけで周りました。(この町はバスもありますが、路面電車の方が発達しています)

やはりバルト三国に特徴的なのは、ロシア国教会系の教会です。すごく綺麗ですし、日本や他のヨーロッパ諸国では見ることが難しいです。

ロシア国教会の教会です。日曜日なので多くの人が礼拝に来ていました。

また感じたのは、リトアニアに比べて観光客が多かったということです。
おそらく理由としては、後から聞いた話ですがAir Balticという格安航空会社がラトビアに拠点を置いているからかなと思います。

加えて、リトアニアには少なかったインド系の労働者がかなり多く見かけられたということですね。やはり開発学という学問を勉強している以上、普通の観光をしたくてもこういう社会的な面を旅行では見てしまいがちですね笑。
僕はいつも1人部屋のあるホテルではなく、5,6人以上が同じ部屋に泊まるホステルで寝ているのですが(大体いつも1人で旅行しているので)、そこにも多くのインド人がいました。
(ホステルは旅行者だけでなく、長期的に滞在する労働者もよく滞在しているのを見かけます)

4.エストニアについて

エストニアは首都のタリンとそこから近くにある森の中をハイキングしました。

まさに冬の森の中という感じの景色ですね。ここで遭難したら。。。

エストニアは意外と知られてないかもしれませんが、IT立国であのSkypeの発祥地でもあります。なので公共でもWifiがつながりやすく、国政選挙もオンラインで行われるそうです。(エストニアのITについては下記の記事が解説してくれているので、気になる方はぜひ!)

エストニアの首都タリンの旧市街の町も世界遺産に登録されており、あのジブリの魔女の宅急便の舞台となった町とも言われていて(舞台となったとされている町はタリン以外にもヘルシンキなど様々な都市があります)、まるで絵本の世界に入ったような街並みです。

何気ない通りです。かわいいですよね。

何気ない通りがすごく綺麗なので思わず写真を撮ってしまいますね。

あと面白いのは立地に関してで、タリンはエストニアの中でもかなり北の海沿いに位置しているので、フィンランドに首都とフェリーで行き来することができなんと、2時間で行くことができるんです!なので、週末になると物価の高いフィンランドからタリンまで来て物を調達してヘルシンキまで帰るとか!
さらにはヘルシンキの住民は、タリンで売っているフィンランドのビールを買いにわざわざタリンまで来て、購入してフィンランドまで帰るそうです笑

ヘルシンキへ向かうであろうフェリーです。ちなみに15時間ほどかかりますが、スウェーデンのストックホルム行きも出ているそうです。

また当たり前ですが、上記2か国よりも北に位置しているのでより気温が低く、雪の量も多かったのでとても寒く感じました。ただ、エストニアにいた日本人の友達は雪があれば寒くないよと言っていました(その子は北海道出身だからかもですね笑)。

5.バルト三国全体について

正直それぞれ首都しか訪問してないので偉そうなことは言えませんが、日本人があまり訪問したことがないと思うので自分なりに分析してみたいと思います。

率直に思ったのはソ連の影響が強いなということです。リトアニアの首都ヴィリニュスで述べた街並みの違いは少しですが、リガとタリンでも見かけられましたし、街中ではロシア語が良く聞こえます(オンライン決済の際の言語選択でも必ずロシア語がありました)。

後はどの国にもロシア国教会の教会がありました。

海鮮も安く購入できました。これはおそらくキャビアです。物凄く安く100gで約230円でした。

また驚いたのは、リガからロシアのサンクトペテルブルクやウクライナ行のバスが出ていたということです。地理的にも比較的近いので納得のいくところではありますが、本当にあるのだなと思いました(ロシア行は便数は少ないものの路線が運航していました)。

6.旅を総括してみて

今回もかなり長い記事になってしまっているので、簡単に書いていこうかなと思います。

どの国にも共通して言えるのは人が優しかったということと、若い人以外はあまり英語を話せないということかなと思います。

次回の記事で書こうかなと思っているのですが、僕は1人で旅をするのが好きです。留学前は一回もやったことがなかったのですが、留学に来てからやってみたいなと思っていたので実際に旅をしてみるとすごく面白いです。

なのでいつも地元の人に聞くなどして道を確かめたり、おすすめのレストランを聞いたりしています。今回も同じことを行い、かなり多くの人が優しく教えてくれました。すごく嬉しかったと共に充実した旅になりました。

リガで食べたランチです。右にあるのはロールキャベツで中にお肉など様々な具材が入ってる形で日本の元とは少し違います。

ぜひこの記事を見てバルト三国に行ってみたくなったという方はぜひ訪問しみてください!日本から来られる方は、フィンランドのヘルシンキからタリン➡リガ➡ヴィリニュスと南下されるルートがおすすめです!

では、また次回の記事でー!


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