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「少年と犬」という本を読みました

読み終えてから、本を胸に抱きしめた。この本に出会えてほんとうによかった。人生史上、二度目くらいの感涙。たぶん、僕は、一生この本と、身近な犬たちを大切にします。

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「不夜城」でデビューされた馳星周さんの小説ですね。南草津のなかじまさんに教えてもらった「M」もおもしろかったです。

主人公は一匹の、犬。シェパードと和犬の雑種なのではないでしょうか。男と犬。泥棒と犬。夫婦と犬。少女と犬。娼婦と犬。老人と犬。少年と犬。という短編連作?構成。犬は同じ犬ですね。

語り手?というのか、主人公の犬と共にする人達の一人称で、時と土地と物語は進みます。

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というかもうね、僕はこの本の説明なんかしている場合じゃないのよ。目を閉じて、この小説の世界にもう一回浸りながら、音楽を聴きたいの。そうすることで、なんか、すごく、大事なものを授かりそうな気がしています。

世の中の犬のことが、気になる・好き・愛、なひとは読んでみて。やくそくだよ。

#読書記録 40代838冊目に

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