ちょうど去年の春、４月の新月のタイミングで大好きな鎌倉の長谷寺に訪れた。この新月のタイミングで今の自分を変えたい、そう強く思っての行動だった。

日々のアイディアを書く用でもあり、アファメーション用でもあったノートを抱えて、まずは長谷寺でお参りを済ませて近くのカフェでポーっと考え事をしつつ、ノートを開いて色々と書き込んだ。

長谷寺の観音様はいつ伺っても大きな姿と微笑みに安心感を覚えてしまうし、草花がきれいな長谷寺はとっても心地が良くて私にとってのパワースポットのような場所なんだ。

実は小さい頃にも家族で長谷寺へ何度か来ていたようなのだけど全く記憶がない　笑　まだ幼かった私たち（弟と妹がいます）は音のなるものをグルグル回したりはしゃぎながらお寺の中で遊んでいたらしい💦（子供あるあるかな。。）

４月の私は何を願っていたのか。

心躍るような情熱が欲しかった。
目が表情が輝きイキイキとした日々を送ること。

ワクドキをもてる活動（仕事？）や、そういう話が出来る仲間や出会いも欲しかったし、心身共に健康でハツラツとしていたい。学んで発信をしたい。イキイキ輝いて成長していたい。

そんなことを願って書いてあった。

そして、そう願いつつも、やりたいことや情熱なんて見つかるかなぁ？そんなことも思っていたと思う。

この時既に自分の中で何かを変える準備は出来ていて、背中を押してほしくて長谷寺へ訪れたのだと思う。

この後、夏前からコーチング関連のセミナーを受け、夏には思い切ってNLPプラクティショナーの資格講座も受講した。その直後にアーユルヴェーダのスクールへ参加し、学びを活かした発信も始めた。

学ぶことの喜び、今までとは違う人たちとの出会い、自分の体感、チャレンジ、とてもとても刺激的で濃い時間だった。

打ち込む対象があるということもきっと嬉しかったし、どちらも生き方を学ぶものなので自分の日常の中で生かし体感しながら学びを得られる点でも心が動かされるものだった。

私は生き方とか人生について考えたり語ったりすることが昔からすごく好きだったから。

同時に、学ぶ最中で不安になったり自信をなくしたりエネルギーが乱れたりもした。

なにせ私は精神的な不調に陥ってから６年強もの間、自分を立て直したい、今まで通り活動できるような心身が欲しいと願いつつも、なるべく自分を刺激しすぎないように、活動しすぎないように、と自分のバランスを探り自制しながら常につきまとう不安と共に生きてきていたので、新しい世界や刺激に対しての免疫やエネルギーが下がっていたのだろうと思う。

６年の間に、ヨガのスクールにも行ってたし友達とも会ってランチをしたり遊んでいたし休職もしたし病院にも行ったし社会復帰プログラムのようなところにも参加してたし、K-POPにもハマった　笑

だから何も出来ていなかったわけじゃないし、側から見たら普通に遊んでる人だったかもしれない　笑　

でも心の中では何をするにも常に常に不安がつきまとっていた。

人に会う予定をたてた次の瞬間には、「大丈夫かな？」「1日もつかな？」って思ってたし、また倒れたら？また身体がおかしくなったら？どこまで動くのが大丈夫なの？そのバランスがわからないことへの不安もあった。

そして、「今日も大丈夫だった」と安心と実績を積み重ねていくような日々。

何かやりたいとかそういう欲？というか人生に対する疑問のようなものはあまり持たないように、平穏にこのまま健康に笑って暮らしていくのがいいよね、と、とにかく体調を崩さないようにすることを大事にしながら、休職から明け社会復帰後もヨガや友人との時間やヲタ活を楽しんでいた。

それでもそんな自分にも飽きていた。

元気になるにつれて、私も何かしたい、イキイキするような生きがいと共に輝いて生きていきたい、という想いが膨れに膨れた。

もともと刺激やチャレンジ、活動や表現をしたり発信をすることが好きだったのでそこのところがうずきだしたというかなんというか。

自分がイキイキしていた時期の写真をかき集めて今と比べては「顔が違う、顔が違う」ともずっと言っていた　笑　顔って、つまり私は目のことを言ってたわけだけど。目の輝きが違うって。

つまり私はどこか私を生きていないって思って生きていた感じ。

そんなこんなで一歩踏み出して行動に至り、今こうして自分が学んできたことを咀嚼しながら日常生活で取り入れつつ想いを書いたり、出会えた素敵な方々とのご縁にも本当に感謝しているし、人生が、日常が１年前とは違うように見える。

でも、私自身は私のまま、変わっていない。

学びによって偉くなったわけでも何者かになったわけでもない。あの頃はさ、って完全に振り切れるほど常にエネルギーに溢れてるわけでもないし、過去の自分に戻ったわけでもない。過去の自分に戻りたいわけでも最早ないし。

ただ、物の見方や自分の心の在り方が変わり、自分を整える知恵が増え、小さなことに気が付けるようになり、自分の心や身体、自分自身のことが少しずつ信じられるようになってきてる。心の豊かさみたいなのを感じたりする機会も増えている。今まであまり考えたようなことなかったこと。

完璧に自分を信じられている（つまり自信）とは正直言いきれないし、まだ不安になることも状況に応じて出てくる。人間の本能レベルで、かもしれないけれど。それでもトラウマ的に持ち続けていた不安はもう形を変えているように思う。それだけでも十分。

心地よさや心の豊かさを探求する人生、生き方、終わりのない学びを日常という場で楽しみながら生きている私がいる。いい意味で平坦になってきてる日々や自分を楽しんでいる。それがいいと思う私がいる。

この探求や行いはきっと生きている限り続くし、そんなことを見つけたことが純粋に嬉しい。

人生ってきっと色々ある。

良い時だって悪いと思う時だってある。自発的に過剰にアップダウンさせるつもりはないけれど、多少のアップとダウンがあるのが人生。

辛くて苦しいことも経験するしこれからもあるだろうし、嬉しくて感動して楽しいことももっともっと沢山あると思う。

なにがあれど、それが人生。私の人生。

色んなことがあるから気づきがあって学びがあって自分の経験値があがって厚みが増した人にきっとなっていくんだ。

まるっと含めて人生って素晴らしい。面白い。学びが沢山。

いつでもそう思っていたいし、そう信じてる。
だからこの言葉が大好き-Life is Beautiful

同じことはないこんな素敵な景色の中でみんなそれぞれ違う人生を紡いで今日も生きているんだよね、ってふと思ったりする。

今年も長谷寺の牡蠣絵馬にこの言葉を書いてきたよ。

今年の牡蠣絵馬は秘密だよ。

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