無関心の心地よさ@新富町

金曜日担当のあらたです!

気づいたら8月が終わろうとしてました。その大切な8月の最後の授業の週を、僕はなんと東京で過ごしていました。

東京都にもこんな自然があります。

今僕が滞在している新富町。それと近いようで違う式根島。

田舎には田舎の数だけ懐かしさだったり良さ悪さがあったりするなあと思った。


東京に戻って

式根島に遊びに東京へ戻ったのですが、一番気づいたことは僕の性質についてでした。

僕の気質が僕らの気質に

皆さんはHSPというものをご存じでしょうか?

highly sensitive person の略語。とあるきっかけで知りまして、ネットで調べて検査してみたら「そうかもね」と出ました。

それまで僕は「俺は妄想しすぎなんじゃねえかな。」とか「ほかの人はなんで簡単に切り替えられるんだろ。」など悩むことが多かった。

ちょっとした違和感をじわじわ感じていました。

中島みゆきの歌

歌手の中島みゆきさんの「とろ」という歌が昔から心に張り付いていました。両親が大ファンでよく聞いていたので耳に残っているのかもしれませんが、妙に共感していました。

ほかの人はどうして何でもできるのだろう

ほかの人はどうして間違えないのだろう

歌詞の一部ですが、ここの部分が僕の苦しさやら違和感の代弁をしている気がして。その違和感に名前をもらったようで妙な安心感をかみしめました。

(宣伝ではないですが、とてももわかりやすく書いてあるので「もしかして…」と思ったら是非。)

HSPとHSS

HSPと同時にHSSという気質も存在するそう。

high sensation seeking の略。刺激追及型という意味。

意味はHSPとは真逆のものだそうですが、どちらも持っている人がいるようです。チェックリストが載っていたのでやってみると僕はその性質も持っているようです。

新しい体験をしてみたいけど、動揺したくないし安全でいたい。

いろんなことをやりたいけどちょっと踏み出せない。

読んでて「あれ?俺の事かいてんのかな?」って思いながら読んでました。

~ここからが本題~

(これも東京の姿です。以外でしょうか?)

そこから分かった!まだアマチュアな僕の旅の流儀 

別に僕がHSPだとかHSSだっていう話をしたいわけではなくて、僕の旅の仕方の謎が一つ解けたのです。

人には人の旅の仕方がありますね。お風呂で体どこから洗うか的な話でそれぞれこだわりがあると思います。

僕はいつもイヤホンで大好きなラーメンズやバナナマンのコントやら舞台。Lantern Prade という歌手の歌を聞きながら長距離をできるだけ歩きます。

目的は外からの刺激を極力減らすこと。ネタのほとんどや歌詞は覚えるほど聞いてますから、聴覚にちょっとお休みしてもらいます。

その視覚や触覚はフル活用できます。あと最近、鼻の手術をして嗅覚も使えるようになりました。

僕の場合、目的地に行くまでに電車の音や周りの乗客が話している声。特に赤ちゃんの泣き声はとても頭の中に響いてしまします。車窓からの眺めとか読んでる本の内容を全く頭の中に入れることができなくなってしまいます。

HSPであることと関係があるかはわかりませんが、一つ腑に落ちました。

無関心な東京の心地よさ

よく言われるのは「東京の人は周りに関心がない。」ということ。

それが僕には心地よかった。東京に戻ってまず感じました。

でも、それだと東京は世界から無関心にされてしまうんじゃないかな?

僕の故郷は東京。でも刺激を減らす工夫をしないとやってけない街ですね。

次回はもっと秋になった新富町からお送りします。

それでは。


まわりまわって、世の中が幸せになる使い方をします。