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不器用でデキない人から、仕事デキる人になるまで

今回は特に、下記のようなタイプの人に向けての発信です。

・真面目に、深刻に、物事を考える受け止める
・何をやっても不器用で、人よりうまくできない
・一生懸命頑張ろうとするけど、空回りする
・何故か、よく怒られたり、いじられたりする
・しかも怒られたらいつまでも凹み続けるし、いじられたらいつまでも悶々とする

こういう状態に当て込まれてしまう人。


…正直、つらいよね。


わかりますよ、何より私自身がそうだし、どうにかしてこの状態から抜け出して強者の側に行きたいと願いに願ったもん。

現在の私は、完璧にではないけど、上記の状態から、割と強者の側へ食い込めてきたなと最近よく思うんですよね。

そして、やっぱり、こういう状態のほうが、幸福度は高まるなと。悩みは減るなと。

こう実感するわけです。


具体的には、下記のとおり。

信用されず無視される → 信用され頼られる
いじられキャラ → いじりキャラになる
屈辱的なあだ名 → 普通に呼ばれるようになる
指示待ち社員 → 同僚に仕事の指示ができるようになる

じゃあ、どうしたら、こういうふうに変化することができるのか?

それを言語化してみたいと思う。

デキない奴→デキる奴へ変わる方法

あなたが今、「ミスばっかりでいつも怒られるし、仕事がどうしようもなくできない…」と悩んでいたら、「ああ、仕事デキる奴になりたいなぁ」と思いますよね?

仕事デキる奴になるにはどうしたらいいか、考えたことはありますか?

もしかしたら、パッと下記のように考える人は多いかもしれません。

仕事できないのは、スキルがないからであり、仕事ができるようになるためには、スキルを磨けばいいんだろ

もちろん、そのとおりです。

でも、もっと掘り下げて考えてみる必要があるんですよ。


あなたは、今、仕事がデキない奴なんです。

じゃあ、まず、「いま仕事がデキない」とは、具体的に「どのように仕事がデキないのか?」

仕事の覚えが悪い・作業効率が悪い・作業が遅い・手元が狂いやすい・何回も同じ失敗をする・上司に怒られる回数が他の同僚より多い…etc.

上記のように、仕事がデキない自分を構成するパーツが見えてきますよね。

これらをさらに深掘ってゆくんです。

・仕事の覚えが悪いのは、なぜ?
・作業効率が悪いのは、なぜ?
・作業が遅いのは、なぜ?
・手元が狂いやすいのは、なぜ?
・何回も同じ失敗をするのは、なぜ?
・上司に怒られる回数が他の同僚より多いのは、なぜ?

そして、例えば、「作業が遅いのは、なぜ?」と考えたとき、「必要だと思いこんでいたチェック項目が実は不必要で、これをいちいちチェックしていたから時間がかかっていた」とか、「誰も求めてないのに、綺麗に丁寧にやることに対するこだわりが強すぎて、作業が遅かった」とか、そうしたことが浮き彫りになってきたりします。

そしたら、それをひとつひとつ改善してゆけばいいわけですね。


でも、デキない人の一定数は、たぶんこういう風にも考えてしまいます。

例えば、

上司に怒られる回数が他の同僚より多いのは、なぜ? → それは、上司がデキない私を嫌っているから。どうせ、私は社会不適合者だし、クズだし…何をやってもダメな奴だし…何で生まれてしまったんだろう

自己否定にハマってしまうパターンです。

こうなると、何も改善してゆかないばかりか、非常に苦しい状態に追い込まれてゆきますから注意が必要。

過去の私も散々経験しました。

こうした状態から変化するためには、仕事がデキるようになるための具体的方法以前に、自分自身を形成するベースとなる考え方の根本から改めてゆく必要があります。

そこで、私が最も効果があったと実感して、現在も採用している考え方をご紹介します。

自分自身をまず許す

「デキない自分、役に立たない自分を許せるわけがない!」なんて思うかもしれませんが、まず自分自身の存在そのものを許す必要があります。

自分を許す、という言い方がよくされるけど、こういうと、「自分、おつかれ!自分を許してあげよう!自分かわいい!自分ラブ!」みたいなイメージに派生しやすそうですが、これだと違和感ありますね。そして実際はちょっとニュアンスは違うかもしれません。

正確には、「自分の物理的な肉体と精神構造、地球のいち生命体として存在している事実を認め、自分の制御下で、自分がコントロールしているこの肉体を、大切に守り切る」というイメージになります。

つまり、自分の肉体のちょっと上空から、自分をみつめて、自分という主人公を操作するイメージです。

https://twitter.com/weblog01minami1/status/1243513861568745472?s=21


例えばゲームしてるときって、主人公をコントロールして、RPGだったら成長させたり、アクションゲームだったら勝たせようとしますよね?

また、ジョジョの第三章では、「スタンド使い」と呼ばれるキャラクターは「スタンド」が至近距離で自分の肉体を守りますよね?(ジョジョ読んでない人、伝わらなくてすみません)

たぶん、メタ認知って、こういう視点のことを言うのだと思います。


しかしこのように言うと、「自分はどう考えても明らかに不自然な存在だし、周りからは完全に浮いているわけだし、異物なんだ。実際に、長年周囲からは受け入れてもらえなかった。やっぱり、自分を受け入れるとか許すとか、そういうことは考えられない」と思うかもしれません。

その気持ちはよーくわかります。私自身もそうでした。実際、周りから爪弾きにされてきた経験があまりに多いと、そんな自分の存在なんか信じられなくなってしまって当然。誰でも、そういう環境に嵌り、そのスパイラルが繰り返されると、そう思い込むようになるもんです。

でもね、それも含めて「自然」であり「宇宙」なんです。そもそも、自然界において、生命は全員が平等に生きられるようには作られていません。繁栄する者がいれば、淘汰されるものがいる。その中で、人間だけが、高度に秩序や共存を図る生き方をしてきました。それでも、完璧な秩序や共存はどこの世界でもあり得ません。人間の世界も、理不尽だらけじゃないですか。世の中は、そうなっているという事実を認めるんです。

大多数の秩序や共存、その裏にある人々の心の妥協や我慢、隠しきれない妥協や我慢を発露しているマイノリティ、それら全てをひっくるめて「自然」ひいては「宇宙」なんですよね。

だから、異物感を抱いているあなたも、全部「宇宙(全体)」の一部です。これは、完全なる真理であり、事実です。だって、色々と死ぬ程悩んでいるあなた自身が、事実として存在しているわけですから。

えー、段々とわけがわからない怪しい話になってきたような気がしますが、、言語化するとこんな感じになってしまいました。まだまだ、うまく伝えられていない感じがしますがどうですかね?ご納得はいただけませんですかね??

八方美人を辞める

やっぱり、無用に嫌われたくはないわけですよみんな。嫌われたら、色んな場面で色んな人に拒絶されて、うまくいくはずの物事も困難になってしまうかも…という不安が拭い去れないからですね。

でも。

自分の本心を否定してまで、「嫌われたくない」を貫く必要はないんですよ。

もちろん、わざわざ嫌われに行く必要はないですよ?

でも、自分が本心から思うことの主張とか、やりたいと願っていることを我慢することとか、こういったことは、抑えるべきなんでしょうかね?

これらが「社会のルールを乱すから」「変な奴だというレッテルを貼られるから」「周りに迷惑をかけるから」という、自分の勝手な思い込みとか、悲観的な予想とかで封じ込めてしまうのは、自分の心の健康のためには良くないことです。

八方美人な人っつーのは、他人全てを思い遣っている優しい聖人ではないですよ。実際は、優しい聖人を気取っているだけの、「誰からも暖かく接してほしいと思っているだけの、自分のことだけしか考えていない小心者」に過ぎないんですよ。

…あ、言い過ぎましたかね…。すいません。

もちろん、自省の意味も込めての発言ですよ。私自身がそうでしたからね。いや、今もそうかもしれません。

でも、大分改善はされて、幸福度は上がった気がします。幸福度というか、自信がついてきたというか、あまり落ち込まなくなりましたね。

大体、八方美人に振る舞ってきた結果、あなたは人に好かれるようになりましたか?あなたは人から信頼されるようになりましたか?あなたはトラブルのない平和な人生になりましたか?

多分、そうはなってないんじゃないですかね?

だって、自分のやりたいことは我慢し続けているわけですもん。

不満はかなり溜まっているんじゃないですか?

あなたは、みんなに優しく振る舞っているわりには、みんな、あなたに対して雑に扱ってきたりしてませんか?

嫌われても構わない

ぶっちゃけね、嫌われても全く問題ないっすよ。嫌われることをどれだけ恐れていてもね、たかが知れているんですって。私もほんと嫌われるの怖かったです。ずいぶん長い間八方美人でいることを心がけて過ごしてきた気がします。

でもね、性格が良いねーみたいな言われ方って、したことないんですよね…。「何でも言いやすい」と言われたことはあります。それは「何言っても怒らない」とか、要するにナメられていたんだと思うんです。

みんながみんなそうじゃないですよ。私が「いいひと」であったがゆえに、優しく接してくれた人だっていました。でも、半数以上は、そうじゃなかったですよ。私の場合、「いいひと」を演じる裏で「ビビっていた」というのがあったので、そこに付け込まれていたんだと思います。

そもそも、これまでにいいひとを演じ続けてきたときでさえ、ある程度は嫌われていたはずなんですよ。

「あいつジョーク通じねぇし、クソ真面目すぎてシラケる。つまらん奴」「あいつは消極的だし、頼りにならない」「理解が遅くて、イライラする」とか、思われていたはずなんですよね。

自分の想像を超えたところで、人からはある程度嫌われていたはずです。それでも、密かに嫌われていたことに気づかなかっただけで、嫌われているのになんとか生きてこれたんじゃないですかね?これが事実ですよ。

どうせある程度嫌われてるんだから、自分が言いたいこととかやりたいことを表現したところで、大して変わりゃあしないです。

今まで好いてくれた人が、離れるかもしれません。でも、逆のことも起きます。そして、本音を出しても意外に人は離れていきません。これが真実です。


嫌いな奴に嫌いアピールをする

いやね、全然良いと思います正直。大丈夫ですよ、安心してください。あなたが良い人だから、良識ある常識人だから、自分よりも他人のことを思いやろうとしているからこそ、実は自分が嫌いな感情を抱いていても、それを悟られまいと隠して、ニコニコしながら挨拶とかもするし、言われたことには従ったりもしますよね。

そして、ある程度そういうことに慣れている人に限って、つい、勝手に、自動的に、そういう態度を取ってしまいますよね。

で、あとで、なんかモヤモヤしたりするんですよね。

なんでモヤモヤするのか、その原因を自覚すらできないことも多々あるかもしれません。

あ、嫌いな奴の定義をしてなかったけれど、まあもちろん自分が嫌いだと思う奴のことなんで、人それぞれで嫌いな奴の定義って違うと思うけれど、例えば私の場合は、以外のような奴です。

・私が一生懸命気遣ってきたのに、それを態度や言動で蔑ろにしてきたヤツ
・自分が話しかけても、基本取りあってくれない奴、ソフトスルーしてくる奴
・私を奴隷だと勘違いして、雑に扱ってくる奴
・私に、不必要に罵詈雑言を浴びせてくる奴
・芸人でもない私に、無茶振りをしてくる奴

上記は一例で、ほかにもまだまだあります。

私は受け入れキャパが狭いですわw


ぶっちゃけね、嫌いなヤツには、例え目上の人であっても、そのアピールはしても良いと思ってます。私は。

こんなこと言うと、人格疑われるかもしれんと思うけど、そもそも私は某クリニックでADHDでありASDでもあると断定されているわけなので、まあ人格疑われてもしょうがないと思っているから言うけれど、マジで目上であっても嫌いなヤツには挨拶しなくていいし、なんなら不快な言動を浴びせられり不快な行動を示されたら無視するか歯向かっても全く問題ないと思いますよ。

嫌いな奴に好かれることは、むしろ自分の人生において損失です。どんどん嫌がらせをされるだけ。どんどん理不尽な目に遭う機会が増えてしまいます。

それなら、こんな奴らからはさっさと嫌われて、遠ざけたほうが、100倍幸せだとは思いませんか?


まず手始めに、こんな奴らに挨拶をするのは辞めましょう。

職場で朝に顔を合わせても、素通りです。


あなたが良い人であればあるほど、この行為は抵抗があるでしょう。でも、それをあえてやるんです。

もちろん、あなたが嫌いな奴に対してだけです。

あなたが好きな人には、普通に接していればOKです。


こういうと、人によって態度を変えるだなんて、性格が悪いな…と思うかもしれませんが、人によって態度は変わって当たり前です。

自覚してないだけで、実はみんなそうですよ。自分に対して不快な態度を取る人と、自分を幸せにしてくれる人とで、果たして完全に他人に全く悟られないレベルで同じ態度や対応や表情や言動を取ることができる人が一体どのくらいいるのでしょうか?いないと思います。

「人によって態度が違うことを他人から責められるかもしれないことを案じて悩む」とかは、完全にナンセンスです。

そんなことよりも、あなたの本心を大切にしませんか?

あなたの本心を大切をしたら、きっと、何倍もストレスは軽減されて、人生を生きるのがかなり気楽になるし、楽しくなると思います。

嫌われることは、気に病むに値しないレベルなんですよ実は。

いいひとであればあるほど、もっと他人に迷惑かけていいから、わがままに生きるべきなんですよ。

無意識のうちに雁字がらめになってしまった、あなたのマインドブロックを、いまから外していきませんか?

私にできたんだから、あなたもきっとできますよ^ ^





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