浮世絵復元ー絵の具の科学的分析ー

浮世絵に使用された絵の具の判定は肉眼では不可能な部分も多く、オリジナルを再現する上で科学的な解析はとても重要な事になります、が歴史的には「職人の年季」「販売の都合」「団体の権威」といった伝統の元、そういったことはないがしろにされてきました。
今回、株式会社堀場テクノサービスさんに協力を依頼し科学的な絵の具の分析を行い、それを作品製作に活かせることは、現代における浮世絵の再現手法において、新たなそして大きな一歩となり、とても嬉しく思っています。
自分自身こういった事を行うのは初めてでしたが、実際にやってみて、どれほどこの手法が江戸時代の浮世絵の再現(復元)において有用なのかを痛感しました。

Special Thanks:菅原広司、末光陽介

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