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生きることの原点

金木犀の香りがどこからともなく漂ってきて、1年で1番好きな季節が秋です。 季節の変わり目で、体調はすぐれないので、年々踏ん張りがきかなくなってきた体やメンタルに少し憂鬱になりながらも、落ち込んだ時に思い出すことがあります。 私の生きることの原点は、私のおばあちゃんにある。 人生の色んなピンチで支えてくれた人。 大学生の頃、大好きで大好きで仕方なかった彼に振られた時。 新卒で働き疲れて不眠症とストレスでしんどくなった時。 …思い出せば色んな場面で、助けられてきた。

    • 性と生の自己肯定感について【乳と卵を読んで】

      こんにちは、じゆうです。 いきなりですけど、自分の体を「キモチワルイ」って感じた時期ってないですか?(本当にいきなりだな。笑) 私は一応、女ですが、思春期に自分の心と体が変化した時の違和感や恐怖感をものすごく覚えています。 とても繊細で危うくて。そんな時期の揺らぎを思い出す作品でした。 母親がホステスをしている緑子。 その母、巻子は豊胸手術をしようとしている。 緑子はその母親の姿に女性という性への嫌悪感、自分が生まれたことで母が色々失ったと思っているであろうこと、

      • 夏休みをハックする

        こんにちは。じゆうです。 夏休みが始まり、早3週間。 我が家には小学生2年生と幼稚園年長の子どもがいる。日中ずっと一緒にいる夏休みは昨年に続き2回目。 もう、平たく言っちゃうと、夏休みってめちゃくちゃ大変…!!!!! 同じ年代の子どもを持つ友達と、 「お昼ご飯にお米2合おにぎりにしたよ…」 「なにその、本当にあった怖い話…」 などという、傷の舐め合いのような情報交換をして夏休み開始数日を過ごしたくらいには夏休みは大変だ。 しかし、大変さを嘆いてばかりはいられない。

        • 藤井風のライブに行った感想を書く

          帯広のビジネスホテルで、目を覚ます。 …4時半。早い。 昨日飲んだサッポロクラシックとホットシェフの親子丼がお腹に残ってる。胃が重たい。 季節はもう夏至、外はほんのり明るい。 ホテルのサラッとしたシーツに包まれながら、 私は幸せの余韻にまだ浸っている。 昨日のシーンをひとつひとつ思い出す。 どんな言葉を尽くしても、表現はしきれなくて。 日を追うごとに忘れていってしまうだろう。 それでもなるべくたくさん持っていたい。 だから、4時半、ベッドの中で、思いの丈を書き連ねようと思う

        生きることの原点

          自分の弱さがしんどい時

          度々、このしんどさを感じるのです。 今もYouTubeで、皮膚の難病と闘う4才の男の子をサムネで観ただけなのに、胸がギュッとなって止まらない。 私はなんてわがままなのだろう、と思う。 こんなにもたくさんのものを持っているはずなのに、すぐにその有り難みを忘れてしまうのだ。 自分や家族が健康なこと。 食べられるご飯があること。 雨風をしのげる家があること。 仕事があること。 …数えたらたぶんキリがない。 つい数時間前、ヨガの終わりに 「今日もヨガができる健康な心と身体

          自分の弱さがしんどい時

          【同士少女よ、敵を撃て】

          「2022年、本屋大賞受賞」と、綺麗な女性の姿に目が引かれ手に取ってみたものの、戦争ものか…気が重くなるしなぁ…基本的にハッピーな小説が好きな私はかなり迷って、購入に至った。 かなりのボリュームがありながらも、一気に完読。戦争ものが苦手な私にも、戦争の残酷さ、簡単に語ることのできない正義と悪、戦争という異常な状況が人を悪魔に変えてしまうこと、感じることが多すぎた…。 でも、やはり一番の特徴的なテーマは「女性にとっての戦争」ということなのだろう。 あらすじ 独ソ戦が激化

          【同士少女よ、敵を撃て】

          子どもに親として何を残したいか

          こんにちは、じゆうです。 前回は自由気ままな母感が溢れてましたが、普段の育児で考えていることについて書きたいと思います。 みなさんは、子どもがどのように成長していくことを望みますか? 生まれたばかりの時は、とりあえず1日1日生かすことに精一杯だった我が家の子ども達も今は7歳と5歳。 個性や自我もはっきりとして、こんな風に育って欲しいと思ってしまうこともありますが、それを押し付けることは本意ではありません。 基本的には育つようにしか育たないだろうと思っていますが、ここ

          子どもに親として何を残したいか

          お暇制度のリアル〜母side〜

          まずは自己紹介子ども2人を育てる兼業主婦です。 仕事は在宅でしていて、週に10〜20時間程度働き、あとは育児と家事をしています。 夫は週2ペースでリモートワーク、それ以外は会社へ出勤。とても家事育児に協力的な夫。いや、私なんぞより遥かに勤勉だ。 そんな我が家にはお暇制度がある。 ひとり時間をお互いにとるためのお暇制度もう、そのまんま過ぎるんだけど、ひとりになるために飲みに出たり、旅に出たり。(旅にまで出るのは主に私。) この日からこの日、お出かけしてもいいかな?

          お暇制度のリアル〜母side〜