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今までありがとう「ジテンシャ」

今日、約8年お世話になった「ジテンシャ」とお別れしました。

大学生の頃からほぼ毎日のように乗り続け、実家から東京まで、3回も一緒に引越ししたりして、
晴れの日も 雨の日も 雪の日も 台風の日も、自転車で強行突破する私に付き合ってくれました…。
「ジテンシャ」に乗りながら泣いて帰った日もたくさんあったね。
何度も転んで、ときには前方に一回転させたりして各所をひしゃげさせてしまったね。
(普通に乗ってたらありえない場所に大きいキズができたりしてね)

その度に、「ブリヂストンさすがだわ、本当丈夫!」とか言って、
結局新しい自転車もブリヂストンで買いました。

新しい自転車、かっこいい

「ジテンシャ」は最終的に、なぜかスタンドが吹っ飛んで、その翌日タイヤの部品が吹っ飛んで、ギアはめちゃくちゃな状態になりました。
数年前に一度、全体的にボロボロになり部品をほぼ総入れ替えしており、次乗れなくなったら買い替えようと思っていたので、ついにきたかという気持ちでした。

今日、新しい自転車で家まで帰ってきました。
軽いし、静かだし、スマートで、良いですね。

だけど、「ジテンシャ」は衝撃吸収力があって、ある程度の重みで安定感があって、どんな道でも走れる感覚がありました。
新しい自転車に乗るまで、その感覚が当たり前すぎて気がつかなったです。

「ジテンシャ」はまるで、大好きすぎて毛がボソボソになったぬいぐるみのようでした。
不恰好で、ギアはぐしゃぐしゃで、最後は乗れなくなってしまったけど、状態は関係なく当たり前の相棒になってたんですね。気がつかなった。

新しい自転車は、まだ信用できないし、駐輪場にあっても見つけるのに時間かかりそうです。

「ジテンシャ」今まで本当にありがとう。
これからは新しい自転車と安全に快適に暮らせるように、一緒に頑張って行くから見守っていてね。

今までありがとう「ジテンシャ」

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