見出し画像

暗譜するまでの「頭の中」、どんな感じ?

最近、暗譜するのが早くなってきました。

以前は5、6分の曲で、半年くらいかかっていたと思いますが、3か月くらいになり、今では2週間くらいかもしれません。

といっても「暗譜するぞ」と意気込んでいるわけではなく、弾いているうちに覚えてしまう感じです。

いまも暗譜できそうな曲があるのですが、ふと、自分の頭の中に浮かんでいるものに気づきました。

暗譜目的ではなくても、練習の最初の頃は「音を覚える」イメージです。単音でも和音でも、とにかくその音を覚えている感じですね。
音が覚えられないと、楽譜を見ていても弾けないんです、私。

曲に慣れていくと、楽譜はぼんやり見ながら、覚えた音と違う音が鳴ったら楽譜を見直し、間違えたところを確認します。

だんだん楽譜をあまり見なくても弾けるようになると、今度は弾きながら頭に楽譜が浮かぶようになってきます。
いま2ページ目の3段目1小節目…みたいな感じかな。

これは、学生時代の試験勉強で、暗記するときの頭の中に似てますね(笑)。ノートのあの辺に書いたとかって思い出してました。

この、楽譜が頭にある間は、本当に暗譜した気がしません。どこかで考えながら弾いているので、たぶんこの状態では人前で弾くのはムリです。

そしていよいよ、楽譜が頭から消えて指が勝手に動くようになって、やっと自分としては「暗譜できた」って思えます。

そうなると、もう目の前に楽譜を置いたとしても、いま楽譜のどこを弾いているかはわからなくなっているので、暗譜に頼るしかないのです。これは結構怖い状況です。弾いている途中で忘れたらアウトですね。

いつもこんな流れで覚えているようです。意識はしていないので、私流の自然なステップなんでしょう。

覚えた曲を“手放す”作業もしているものの、いま暗譜している曲は6曲(どれも5、6分の長さ…)。私の頭の中に何曲入るんだろうか?チャレンジしたいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?