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12年目のHEAVY METAL SOUNDHOUSE

どうも、ウクモリ ヒロオです。

突然ですが、私にとって2011年12月18日は、一生忘れられない1日として心に刻まれています。あの日、勇気を出してひとり向かったのは、川崎クラブチッタ。Twitterで何人かつながっていたとはいえ、実際に会ったことがあるのは、神保町のブンケンロックサイドのレイさんのみ。

あの日、HEAVY METAL SOUNDHOUSEの30周年イベントが開催されました。

ANTHEMとOUTRAGEが記念ライブをやると知り、重い腰をあげることが出来ました。社会人になり、ライブに行く機会が激減し、周りに仲間もおらず・・・そんな状態だった私が、HARDCORE SUPERSTARの来日を知り、今はなき新木場コーストに行った時、ライブが観られた興奮以上に、それを分かち合う仲間がいない寂しさが体全体を覆いました。それはZepp Tokyoで観た、Mötley Crüeも同じ。だからこそ、記念すべきHEAVY METAL SOUNDHOUSEの30周年イベントも、実は行くかどうかかなり悩みました。

「うくさんって、どこにいるんだろう?」

待機列に並んでいた私の隣、横の列に並んでいた2人組が、突然そんな話をし出しました。「私ですが・・・」と咄嗟に答えたのは言うまでもありません。そのふたり、JさんとTさんがいたからこそ、いわゆる「ぼっち参戦」の呪縛が解かれました。Tさんはここ最近、宝塚に心奪われ、離脱中ですが(笑)

この時に出会ったもうひとりが、ANTHEMをこよなく愛する、もう1人のTさん。おそらくは一緒にライブを観ている回数が一番多いんじゃないかと思います。あの時に一歩踏み出したからこそ、プライベートの時間を大切にするようになり、公私共に充実するようになってきました。

今年のHEAVY METAL SOUNDHOUSEは、大勢の仲間が戻ってきました。ある意味で音楽仲間との忘年会にもなっているこのイベント。気が付けば私は、10年以上通い続けています。コロナ禍で開催が出来ない時期もありましたが、ようやく本格的に再開した今年の夏のイベントでは、お立ち台に立ち、みんなで大声で歌って楽しみました。私はこのイベントは、皆で楽しみたいという想いが強いので、ちょっと躊躇している方々は、積極的にお立ち台に誘うようにしてます。

実は、夏にお立ち台に招き入れた方が今回も参加されていて、新たな仲間になりました。話をしたら、ぼっち参戦していた昔の私と全く同じ状況だと知り、僅かな時間でしたが、イベント終了後の懇親会にも参加してくれました。

狭いお立ち台に大勢のオーディエンス。これがサウンドハウスの最強の楽しみ方です。

お立ち台で騒ぎ、仲間と一緒に大声で歌い・・・あのなんともいえない空間は、ヘヴィーメタル好きにとっては別天地なのかもしれません。だからこそ、5時間の長丁場もあっという間に過ぎてしまった感じです。翌日は言い訳が出来ない疲労感との戦いが待っていますが、仲間との大切な時間があるからこそ、頑張ろうと前を向いて歩んでいけています。

来年も参加するので、あの場に集った皆様、また宜しくお願い致します。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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