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大好きだった高橋幸宏さんに捧げる

どうも、ウクモリ ヒロオです。

ここ最近、私が好きだったアーティストの訃報が多かったのですが、高橋幸宏さんまで…とは思ってもみませんでした。リハビリしていたのは知っていましたが、昨年の夏まではInstagramで愛犬パスキャルとの元気そうな写真をアップしていたため、まさかという感じ。本当に残念で堪りません。

多くの方にとって高橋幸宏さんは、YMOに在籍していたアーティストとしての認知が高いと思います。ただ、私はソロになって90年代からの作品と、ファッションデザイナーとしての幸宏さんが大好きでした。実際、かなり長いことYukihiro Takahashiのネクタイを愛用していました。

また、幸宏さんの90年代のソロアルバム、特に「Life Time, Happy Time」あたりの優しい音色と歌声が印象的な楽曲は、切なさが伴う歌詞と共にとても癒されるものが多く、最近も愛聴していました。ちなみにカラオケに行くと歌っていたのは、JRAのCMで人気だった「青空」という曲です。

YMOが東京ドームで再結成時のライブを行なった際には、奇跡的に10列目近くで堪能。坂本さんや細野さんではなく、幸宏さんに釘付けになっていたことを今でも鮮明に覚えています。また、たまたま当時やっていたコンサートの設営・警備のアルバイトでビートニクスを担当したこともありました。正直なところ、警備中は後ろを向いていたので、あまり記憶がありません。ただ、幸宏さんの「男において」が演奏されたと思うのですが、その曲の歌詞が心に染みました。

私の心に90年代以降の楽曲が残っているのは、なにか生きるということに対する「健気さ」が感じられたからかもしれません。

味の素のCM曲として有名だった「元気ならうれしいね」や先述の2曲も、当時の幸宏さんの心境なのかどうかは分かりませんが、弱いながらに何とか頑張っています…そんな部分が、他のアーティストとは異なった共感につながったのかもしれません。優しく語りかけるような幸宏さんの歌声もまた、心の奥底に響いて余計印象に残っています。

私自身は、普段はどちらかというとハードロックやヘヴィーメタルなどといった騒々しい音楽が好きなのですが、幸宏さんについては別格の輝きを感じていて、リリースから30年経った今でも心を捉えて離しません。ちょうど先日もクルマでアルバムを聴いていました。

好きだった「Life Time, Happy Time」

そんな稀有な存在だった幸宏さん。今日、移動中は彼の思い出深い曲を聴きながら過ごしました。1番好きだった「元気ならうれしいね」を聴いた瞬間から、涙が溢れそうになりました。「至極の」という言葉は、あまり使わないのですが、今日はそんな極上の曲の数々を聴きながら、幸宏さんの追悼をしました。心からご冥福をお祈りします。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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