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ユニクロの客単価が減少した理由を推測

今回はこちらの記事を読んで、考察したことを書いていきたいと思います。

ファーストリテイリングが発表した2021年5月度の決算からのデータですね。

・なぜ客単価が減少したのか

記事に載っているデータは「前年比」なので、2020年5月のデータと比較した結果になります。
2020年5月といえば、日本では新型コロナウイルスが流行し、緊急事態宣言が発令されている期間でした。これは体感ですが、緊急事態宣言が1回目ということもあり、人々の警戒度も非常に高かったのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、そんな警戒度の高い期間より、2021年5月の方が客数も客単価も上がりそうに思えた言うことです。
衣服へ使うお金も増えそうに感じるというヨミですね。

ただ、昨年のデータ(2019年9月1日~2020年8月31日)のデータを見てみると、2020年5月は客数は約30%減少しているものの、客単価は20%弱増加していました(既存店のみ)。
昨年5月時点で既に客単価は増加していたのです。つまり、2019年5月というコロナ禍以前の売上より、客単価は伸びていたことになります。

どうして、2020年5月には客単価が上昇し、2021年5月は客単価が減少したのか考えてみたのですが、「ユニクロがライフウェアだからではないか」と推測しています。
ライフウェアは、ユニクロが提唱する「日常着」のことで、何か特別な日に着るのではなく、日常生活を送るうえで着る服のことを指しています。

ユニクロはトレンド性の強いファストファッションではなく、ライフウェアを押し出していることで、2020年5月には買いだめる人が多く出た。一方で、2021年5月は少し買い物をする客数が増えた(結果、客単価が減少)したのではないでしょうか。

もちろん、後半は推測にすぎないので、これからまた調べたいと思います。
時間がなくて、その考察の部分を投稿できないのは最近の悩みですね、、

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