10年コスメ

わたしと同じ年の美容師さんには、もうかれこれ10年以上お世話になっている。その彼のお店に、産前以来10ヶ月ぶりに髪を切りに行ったら、いつも洗髪に使われていたジョンマスターオーガニックが姿を消していた。くだんの騒ぎで製品回収になったんだって。

わたしは20代の半ばにアトピー肌荒れに悩んだ経験があって、シャンプーや石鹸はかなり慎重に選ぶ。というか、気分で選べないほど肌が過敏に反応する時期があった。誰かに勧められて試してみたジョンマスターも、実は、毎日使うと一週間ほどで肌が怪しくなってくるので、使い続けることができなかった。

オーガニックでも肌にあわないものもあるんだと思っていたけど、成分がウソだったのか。そりゃ残念だ。時々、美容院で使ってもらうぶんにはいい匂いで気分上がったんだけどなあ。それを好きで使ってた大多数の人はその成分でも大丈夫で匂いや使用感が好きで買っていたわけだから、変な見栄?を張らなければよかったのに、こうなってしまっては仕方ない。

と、思ったこの機に、いつか書こうと思っていた、元・肌弱の私による基礎コスメ3点セットを紹介しようと思う。3つとも10年以上...15年以上かも?使い続けている信頼の品。飽きっぽいわたしだが、美容師さんと基礎コスメには浮気しない。

元、とつけたのは、長年注意深くコスメを選び、Google勤務時代には劇的に食生活を改善させ、子供のために自炊するようになった結果、今はむしろ、肌は綺麗な方だと思うため(年の割に)。美肌の基本は適度な運動と食生活だと信じるが、肌弱人間にはコスメもクリティカルなのだ。

1.アイボリーの石鹸 

西新宿に、堀江皮膚科医院という、知る人ぞ知るお肌の名医院があってね。20代半ばで原因不明の肌荒れに悩まされていたわたしは、当時初台にあった勤務先のAppleのオフィスからほど近いそこに通っていた。その医院では洗顔の指導までしてくれる(肌荒れの時は化粧は一切するな!と言われるので営業員には厳しい)のだが、お勧めされた石鹸がこちら。同社内のお肌コンシャスな女子はみんなその医院に行っていて、ひそかに「石鹸部」が結成されるまでになっていた。(部活動といってもそれぞれ洗顔にはこの石鹸使うってだけなんだけど。)それまでは、わたしは別の皮膚科でお勧めされた一つ千円以上する高級石鹸を使っていたのだが、アイボリー出会ってからはもうこれ一択、浮気なしで15年。お値段も手頃だし、匂いも癖がないので、顔だけでなく体を洗うのにもこれひとつ。コクミンドラッグで買える。ほんとに良い石鹸。

2. ビオデルマのサンシビオ H2O クレンジング 

BIOTHERMではなく、BIODERMA(名前は似ているけど全然違うから気をつけて!個人的には、BIOTHERMでは肌荒れまくりだった)なれそめは忘れたけれど、こちらも10年以上使い続けている。以前はソニプラとかで売っていたのに、いっとき日本の代理店が扱わなくなって困った。その時は、フランス人の旦那さんと結婚した友達がお土産にもってきてくれたり、海外出張のついでに買い込んだりして息継ぎしていたけれど、今はAmazonの並行輸入で手に入る。国内の有名メーカーの敏感肌用ラインナップなんかよりよっぽどしっかり落としてくれて、かつ肌にも優しい。コスパ的にも、もっともっと流通してもいいと思うんだけどな。

3. コンテスのシャンプー

一本千円以下の価格帯も嬉しい。香料も残らない。シャンプーばかりは「いい匂い」を諦めきれずに最初の頃はジタバタしてみたけれど、結局いつも、これに戻ってきた。今は毎日、このシャンプーのみでリンスもトリートメントもなしが基本。(月に1〜3回、気まぐれにLaCastaのコンディショナーを使う。そちらは香りが大好きなんで。)本気のノンシリコンで、使用感はかなりパサパサするため、パーマや染色で髪にダメージを与えている場合は辛いかもしれない。ただ、これを長年使い続けているわたしの髪は枝毛も白髪もほとんどない。肌は弱いけど髪は強い人におすすめ。トモズアメリカンファーマシーで扱いがある。

以上。

ちなみに、3歳を過ぎてからは、ヨーヨーにも同じ石鹸とシャンプーを使っている。(2歳までは、目に入っても痛くないWeledaのベビーシャンプー。Weledaもいいブランドで、肌に優しいしオーガニックなんだろうけど、洗浄力も弱いから、毎日化粧する大人には使い続けられない。)

 一方で、これらを追及する上でいつしか完全に諦めた「いい匂い」についてコメントすると、上記のLaCasta以外には、香水のラルチザン(LArtisan Parfumeur)が好きなんだ。どちらも、会社員時代に美容コンシャスな先輩のお姉様方から教えてもらったブランド。香水なんぞは赤ちゃんが生まれてからほとんど使う余裕がなくなってるのだが、気がついたら新宿高島屋のテナントも撤退しちゃってた。

どうも、わたしが好きなブランドはリテールに弱い。個人的には、今やオンラインでなんでも手に入る時代なので、健全の範囲を超えている日本の小売りのタナ取りリベート合戦はもうがんばんなくていいよと思う。ドラッグストアのソレは知らないけど、多分家電量販店のアレみたいな感じなんだろう......あのシステムは一度崩壊した方がいい。と、話が逸れ始めたけから、言いっ放しで、この辺で、さようなら〜!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

ここでいただいたサポートは、社会的弱者への対人支援業に使って世界にお返しします。

Grazie ‼
67

つかさまき

五つ星

満点つけたいおすすめのものたち。書籍映画は主にTwitterのほうで紹介しています<https://twitter.com/milieu_up>
1つのマガジンに含まれています