When The World is Running Down

米国人であったり、米国で暮らしていたり、米国の動きが仕事に直接跳ね返ってくる職場で働いていたりする友達が多いので、この度の大統領選をめぐって、わたしのSNSのタイムラインは悲鳴で溢れている。

悲鳴しか聞こえてこない

つまり、わたしは、こっちとあっちで分断された世界のこっち側の人としかつながっていないらしい。だからあっちの人たちのことって、存在は知っていても実際よく知らない。知らんぷりしてたわけじゃないけど、わざわざ理解したいと思うこともなく生きてこられたわけよ。

しかし世界は今、あっちの比重に耐えかねてギシギシいっているようだ。

ふと、同じ時期に子供を産んだ職場のママ友が以下の趣旨のことを言っていたのを思い出した。

「自分は人よりがんばってきて運もよかったから、経済的にも恵まれて、子供に色々な選択肢を与えることができる。自分だけで生きているうちはそれで良かったけれど、この子が大人になっていく世界を思うと考え方が変わってきた。大勢いる中でこの子だけが恵まれている状況で幸せになれるはずがない。一緒に大人になっていく子供達も、世界の平均がもっとよくならないと。どうしたらいいんだろう?」

わたしたちがその時イメージしたのは、自分の罪を「人生格差犯罪」といった「黒子のバスケ脅迫事件」の犯人ね。陳述文はWebで全文公開されているので、読んだことない方は是非どうぞ。笑えないよ。

どうしたらいいんだろう?

表題は、我が愛するStingの曲 "When the world is running down, You make the best of what's still around" - Wendy Motenのカバーも良い。

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