今、すごい勢いで断捨離を進めている。

過去にも何度か引っ越しのたびにものの整理はしてきたが、こんどばかりは家族４人で海外にいくわけで、手放す勢いが違う。

大型の家電も家具も、手放していく。

良いものは、まずご近所のお友達の間で断捨離の輪をつくって希望者に譲る。しかし、そこではどうしても同じ年頃の子供を持つ条件の近い家族が中心になるので、必要なものは既に持っていることが多い。

次に、小さなものはメルカリで売る。値段を安く設定したらだいたい売れる。めんどくさいけど、モノを捨てずに身軽になりたいのでがんばる。

問題は、ちょっと大きなものや、趣味のインテリア、ガーデン用品などだ。

多少傷んでいるけどまだまだ使える良質な皮のソファ、磨き直せばピカピカになる無垢材の机、高級品じゃないけどすごく使いやすかったテレビ台や食器棚。そして、その時はどうしても欲しい気がして買ったけど、結局あまり使わなかったマニアックな家電など。もしこれぜんぶ捨てるとなったら、自分の罪の重さに慄くわと思う数々のものたち・・・

それを、ふと思いついて、「東京版ジモティー」というサイトに登録して、無料でお譲りしますと掲示してみたところ、重たいものも秒で捌けていくのでびっくりした。

シェアリング・エコノミー、すごいいい仕組みではないか！！！

最初は知らない人とやりとりをするのストレスな気がしていたんだけれど、使いやすいインターフェースで、匿名性を保ったまま引き渡し調整ができるので素晴らしい。

そして、ユーザーベースがかなり多いので（住んでいる場所が人口密集地というのもあると思うけど）これはどうかなと思うような個性の強いものでも、誰かは欲しい人がいるものである。

さすがに、10年戦士の巨大冷蔵庫・液晶テレビ・洗濯機の３大家電を出す勇気はまだないんだが、もしかしたらそれも、もしかしちゃうのではないかという気がするくらい、本当に、出したものにどんどん貰い手がつく！

ところで、実は私たちが１１月頭に送り出す荷物は、船便で３ヶ月かかり、向こうで受け取れるのは１月末以降になるらしい。

絶対に必要なものを手荷物で移動してなんとかそれで寒い冬を凌がねばならないの、今どうしようか悩んでいるところなんだけれど、もしもこの手のネットワークがむこうにもあるなら、今度は譲ってもらう側でめっちゃ助かるんじゃないかという気がしている。

それから・・・子供のおもちゃも当然、厳選なる絞り込みの対象なんだけど、折しも来月のあたまに、五反田で「キッズ・フリーマーケット」という買うのも売るのも小学生という催しがあるらしいんだよね。

それはヨーヨーに自分の持ち物を整理させてお商売の体験をさせる素晴らしい機会じゃないかと思って、出店を申し込んでいる。

抽選なんだけど、今回はほんとにいいものいっぱい出せるので・・・あたりますように。まあ、あたらなかったらまたジモティー第二弾で大放出だな。