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三連休最初の日(2024年4月27日(土)の300字小説)

 昨夜遅くまでゲームをしていたので、起きたのは昼近くだった。昨日の酒が残っている頭を振って、なんとかトーストを焼いて齧った。
 今日から三連休。部屋の整理整頓と掃除くらいしか予定がない。最高に贅沢。あとで、書店にでも行こうか、と考えている。ますます片付けなければいけない本が増えるじゃないか。それはそれで幸せだ。
 ラインが遠方に住む母から来た。『お米送ったよ』と簡潔なものだった。
 久しぶりに通話をしよう。電話口の母は、疲れた声をしていたが、元気そうでもある。
「夏休みには帰るよ」
「あんた夏休み取れるのかい」
「なんとかなるよ」
 10連休にはならないけれど、贅沢なGWのはじめの日だった。
おしまい

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