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14:37 村上春樹さんの「ねじまき鳥」も3冊目。

家に帰ろうと思う。家に帰ろうと思う。ここにいては仕事がいつまでたっても終わることなく湧いてくるからだ。家に帰ろうと思う。

村上春樹さんの本を年末ぐらいから少しずつ読んでいる。
最新作を夏に買って、読み始めたのは年末だった。「街とその不確かな壁」
そこから、遡って、「羊をめぐる冒険」ではなく、
「街と・・」と同じ題材で同じフォーマットで書かれた「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んで、
昔の村上春樹さん イケてるなと思っった。

そして三十年くらい前に買って、結局読み始めるところでいつも邪魔が入って最初の一章ぐらいしか読んでいなかった「ねじまき鳥クロニクル」を読み始めた。
その本も、おかげさまで分厚い本3冊目の最後の1冊の半分ぐらいまでコツコツと進んでいる。

自分が20代の頃手に入れたものはやはり間違いではなかったのだと言う確信を63歳の今になって思っている。
20代の頃、村上春樹さんに知って、村上春樹さんをの本を読み始めてもう何十年の時が過ぎた。
(当時は当時は村上龍の狂騒のほうが好きだったけど)
今こうして村上春樹さんを読み返すと、もう少し立ち止まって考えることが重要だと思い知らされる。
過ぎ去った時間は帰らないのかもしれないけど、頭の中でネジを巻き直すことはできるはずだ。

そしてさっきふと思ったんだけど、自分を「詩」の世界に誘ってくれた谷川俊太郎さんとか、中原中也さんのことも、
もう一度もっと客観的な視点で彼らの見たものを見つめ直すのも大事かもしれないと思っている。

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