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日本の文学

2階の応接間に中央公論社の『日本の文学』がある。全巻揃ってるわけではない。何巻かめくって読んだろう。「谿間にて」(北杜夫)を読む。三島由紀夫の巻の岩田専太郎画伯の挿絵のみ見る。「太陽の季節」の障子のところだけ、あるいは「セブンティーン」のお風呂場でのオナニーシーンだけ見る。

高校の現代文の教科書には日本近現代文学史年表が載っているが、それまでに読んだことのあるのはほとんどない。芥川龍之介くらいか。「虚航船団」「吉里吉里人」はある。読んでいこうと思い、読んだのに蛍光ペンで印をつける。「当世書生気質」「浮雲」から「楢山節考」「女坂」くらいまで読む。

横光利一の巻が落丁している。「寝園」だったか。「春は馬車に乗って」は泣ける。なんか春に読んだんだったなあ。地下鉄サリン事件があった。テレビで中継されていてガラス瓶みたいなものが見える。宮本百合子の「伸子」を読んだなあ。「細雪」も読んだ。蛍光ペンで印をつけている。

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