見出し画像

アムルタートのよもやま

皆様、こんにちは。
作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。

今回、御紹介する記事は、こちら!


隠秘学2-シャーマン:精霊の友人 の
よもやまを多少修正しつつの、
再掲となります。

人丸先生の記事自体は、
オーソドックスに「修行者の苦行」を取り上げたものですが。
諸々指摘しつつ、御紹介して行きたいというのが、
今回のよもやまの目標です。


シャーマンとしての覚醒


文化人類学的には「イニシエーション」と、
呼ばれるものと等しいかと思いますが、
特に「心身共に極めて負荷が掛かる」事態に陥ることがあります。

カミダーリ


沖縄のユタなどでは、
それを「神ダーリ(カミダーリ)」と称しますが、
ユタの「神ダーリ(カミダーリ)」を取材した、
谷川健一氏の「神に追われて」などは、
「シャーマンの覚醒」の実情に迫った、一大記録かと思います。

私も拝読しましたが、
なかなか凄まじい現実が、そこにはあります。

キリスト教神秘主義


また
キリスト教神秘主義者エックハルト「神との合一」、
十字架のヨハネの示す「魂の暗夜」なども、
その過程は、「神ダーリ(カミダーリ)」と共通するものがあります。

つまり、
・名称
・現象の先(現象を受け入れた結果の先にあるもの)
は違いますが、

「同じ現象を示しているのでは?」という気が、
ずっとしています。

神はいずこに


最近では、
ロバーツ・バーナデット著の「神はいずこに」などは、
御本人が経験なさった、
まさに「魂の暗夜」を扱った記録かと思います。

ロバーツ・バーナデットは、
観想系修道会であるカルメル会の修道女となり、
その後、
俗世に戻り(つまり終身誓願までには至らなかったのだろうと思います)、
結婚し、4人のお子さんをお育てになった、
なかなか「ない」経歴の方でもあります。

バーナデット・ロバーツ氏は、
既に亡くなっておられますが、
HPがまだ動いており、原稿等のダウンロードも可能なようです。

スピリチュアル・エマージェンシー


シャーマニズムの文化体系においては
・シャーマンの覚醒
・シャーマンに至る変容過程
・イニシエーション
として語られ、

キリスト教的には
・魂の暗夜
・神との合一
として語られる一連の現象は、

トランスパーソナル心理学分野においては
・スピリチュアルエマージェンシー
と呼ばれている現象と、
極めてよく似ているようにも思います。

普遍的な現象か?


それぞれの宗教や文化の枠内での、
・名称
・扱われ方
・その後の在り方

等々に違いはあれども、
「言及されている現象」そのものは似たようなものでは?
という気がしております。

つまり、一連の現象は、
・洋の東西を問わず
・時代に左右されることなく

人類一般に、一定割合、
発生し得る普遍的な現象なのでは?と。

私は、
そんな見解に至っておりますが、
これをお読みの皆様は、
どのようにお考えになられますか?


こんにちは。管理人のアムルタートです。「人丸先生の執筆活動を応援したい!」「アムルタートさんのコーヒー代の足しに!」御支援、大歓迎です。詳細はTwitterに記載しておりますが、安全安心なプラットフォームを求めて放浪しております。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。