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9回目の凍結という事象を後期ウィトゲンシュタインっぽい観点から考察する

こんにちは。今日の午前中、9回目の凍結をされました。うるとらまりんです。

今回は、自分が凍結した理由が納得いかないので、後期ウィトゲンシュタインに似たような何かの観点から考察したいと思います。Twitterは早く凍結を解除するべきです。

まず、後期ウィトゲンシュタインのざっくりとした(しすぎた)説明から始めます。
後期ウィトゲンシュタインは、私たちの会話を「言語ゲーム」と捉えています。

どういうことでしょうか。例えば、子供が「水!」と大きな声で言ったとしましょう。恐らく多くの人は、「ああ、この子供は喉が渇いていて、きっと水を飲みたいのだろう」と思うわけです。
現に多くの場合はこれでコミュニケーションは成立して、子供は喉を潤して生を実感することができます。

しかし仮に、子供が「水!」と言ったことが、「その子供は水という物質の化学的性質、工業的用途、もしくはこの地球の水がどこに来ているのかを知りたかったから」であるとしましょう。この場合、私たちが水を持ってきても根本的な解決にはなりません。子供の喉を潤すことはできても、知的好奇心を潤すことはできないのですから。

ここまで極端な例はないにしろ、日常生活の中でこのような誤解というのは往々にして起こり得ます。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

それは、私たちそれぞれが「自分は正しい言語の使い方をしていると思い込んでいる」からだとウィトゲンシュタインは(そんな感じのことを)述べています。

これも例を出してみましょう。
突然ですが、◾︎に入る数字を答えてください。

1,3,5,7,9,11,◾︎,15

正解は14です。この数列は、初項を1として、晴れの日には前の数字に+3を、雨の日には+1を、曇りの日には+2をするという定義がされているからです。
恐らく皆さんのほとんどは、13が入ると思っていたでしょう。そしてその正しさを信じて疑わなかった。

私たちのコミュニケーションも、同じようなものです。表面上では破綻していないのですが、実際意思が正確に伝わっているかは誰にも分からないのです。
私たちは、知覚した言葉を、場面や状況などを踏まえて、「自分が正しいと思っている」解釈をしています。
「箱の中身はなんだろな?」ゲームをやっているのと大差ありませんね。

これを踏まえて、恐らく凍結理由になったツイートを分析してみます。
(原文だいたいそのまま)

「あと半年で18になるからJCとS☆X出来なくなるの重すぎるな。まあJCとか興味無いけど。本命はJSだし」

私は、JCを「女子カーリング選手」、JSを「女子水泳選手」と省略して表現しました。また、私は宗教上の理由で18歳以降は「JC」とS☆Xできません。なので、私の視点でこの文章は健全に成立したものなのです。

しかし、TwitterはJCを女子中学生、JSを女子小学生と勝手に解釈し、「児童への性的搾取」に違反しているという理由で私のアカウントを停止しました。

これは「言語ゲーム」の失敗例であると考えています。それぞれが自分の正しいと思う解釈を信じて疑わなかったために、致命的な意思疎通のミスが発生しています。

Twitterさん、私のアカウントを返してください。

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