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子どもに言う前にまずは大人がアクションを!

 (株)weclip[https://weclip.jp/]主催の「気軽に気楽に教育を語る会コエドカフェvol.20」のテーマは「課題発見力」でした。
 新学習指導要領「総合的な学習の時間編」には探究学習について述べている文脈の中で以下のような図が掲載されています。

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ここにもあるように、学習のスタートは「児童・生徒が自ら課題を設定すること」とされています。
では、どうすれば「課題を設定する力=課題発見力」を子どもたちは獲得することができるのでしょうか。

■没入感


「没入感」という言葉を聞いたことはありますか?「コトバンク」によると、「他のことが気にならなくなるほど、ある対象や状況に意識を集中している感じ」のことを指します。参加いただいた小学校の先生からは、この「没入感」があるときに子どもたちの中の目的意識がはっきりし出すと言います。ですから、目的(ゴール)に向かっていく道の途中で「もっと良い道はないか」「この道が最善なのか?」と自ら問いを作り出し、それが子ども自身の課題となっていくのだそうです。ただし、子どもたちはそれが課題発見力だとは思っていないので、教師が目の前の子どもたちの姿を言語化し、価値付けていく必要がありそうです。

■まずは大人が身につけよう!

一般企業にお勤めの方より「課題を見つけられる大人は少数だ」と言うお話がありました。今、このnoteを書いている私も「あなたには『課題発見力』がありますか?」と問われても自信を持って首を縦に振ることはできません。
「現状に満足しないで自分も課題を見つけられる大人にならなければいけないと思いました。」とは、初参加の小学校の先生の言葉です。子どもたちに身につけさせたいと思う前に、まずは大人が自分を分析し、自分を今よりもアップデートするために必要なことを見つける力=課題発見力をつけるチャレンジを日々繰り返していきたいものです。

 

 最後になりましたが、参加していただいた皆様、夜遅くまでありがとうございました!!


※月に2回、小中学校の先生方、一般企業にお勤めの方、子をもつパパ、ママで「教育」に関係することを様々な切り口で、そして気楽に気軽に意見交換する【co-ed Cafe(コエド カフェ)】を運営しています。ぜひ、一緒に意見交換して明日からの学校現場やご家庭に還元してみませんか?

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