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婚活で大事なこと~恋愛力を手っ取り早く確実に上げるには

よく周りに、綺麗で性格もいいのに長年パートナーがいないとか、魅力があって本人も恋愛に対して前向きなのになぜか付き合うに至らない、という人はいないだろうか。
私の周りにも結構そういう人はたくさんいた。
しかしその中にあって、私は「自分はきっといつか必ず結婚できる」と確信していた。
それは私が男の人の目を惹くタイプだからとか若くて綺麗だからでは決してなくて、もっと別の理由がある。
私は長年の観察で下記のような法則性を見いだしていた。
 
恋愛力 = 自分の魅力 X 出会いのチャンス X ストライクゾーンの広さ
 
ポイントは、すべてが X であること。
自分の魅力 X 出会いのチャンスは当然といえば当然だが、これにストライクゾーンが加わっているところが私の理論にはとても重要なのだ。それが X で加算されるということも。
 
そして、私はこのストライクゾーンの広さについては絶対的な自信をもっていた。
なぜってそれぐらい、気持ち的にテンパっていたからである。
もう男子トイレに入る側の性別の人ならだれでもいいや、ぐらいの気持ちだった。
 
一回それぐらい自分のストライクゾーンを広げてみると、それからの考え方がぐっとラクになる。
年齢はなんとなく5歳ぐらい上までかなと思っていたけど、一回り上ぐらいまでだったらまあいいかも、みたいになってきて、最後の頃はすごく年の離れた年上の男性にかわいがられるのが幸せかも・・・と思うようになった。
 
ストライクゾーンを広げるために、エクササイズもしていた。電車の中で車両の反対側のシートに座っている男性の中で、「とりあえずもうどうしてもこの人しか相手はいないという状況で結婚するとしたらこの人はOK?」と妄想する。学生や明らかに後期高齢者などのご年配の方は一応排除して。
パッと見での印象で「ちょっとこの人は・・・」と思うような人も、
「この人はちょっとファッションセンスがいまいちだけど、逆にこだわりがないってことだから服を選んであげたら私の好みのスタイルに合わせてくれるかも」とか、
「高そうな靴ではないけれど、ちゃんとお手入れをしているからこの人は無駄遣いをしないタイプかも」とか、
「ちょっとぽっちゃりだけど、食べるのがきっと好きな人だから私のつくったごはんもおいしいって食べてくれそうかも」とか、
とにかく目の間の男性の評価をプラスに加点する要素をしらみつぶしに探すのだ、電車に乗っている間のほんの数分の間。
 
最初のうちは3割ぐらいだったが、エクササイズを積むうちに「いいとこさがし」のスキルは熟練していって、そのうちに9割以上はOK何じゃないの?と思えるように私の感性は磨かれていった。
感性が磨かれたというよりは、自分の中の男の人のストライクゾーンを広げて、高め狙いだけじゃなくて低めにも低めの良さを見いだす・・・というように、自分の中の「男の人への要求水準」を広げるようにした感じ。
 
ここで数学の授業のように最初の方程式に戻るのだが、もともとの要素である
・自分の魅力
・出会いのチャンス
・ストライクゾーンの広さ
のうち、「自分の魅力」と「出会いのチャンス」は数値を底上げするのに時間も資本もかかるが、「ストライクゾーンの広さ」だけは自分の側の気持ちの問題である。だから努力して簡単に広げることができる。

そして、これは結構重要なことだと思うのだが、こちらの側のストライクゾーンが広いと、仕事でもプライベートでも知り合う人に対して広範囲の人にポジティブな気持ちを持つことができる。
何より、初対面で「この人は無いな」というような高飛車な気持ちを持つことがほとんどなくなり(もともと無かったけど)、目の前の異性に対して「この人と今後の人生を一緒に過ごすとしたら、どういう改善提案をしたらベストな関係性を築けるか」という視点になる。
こういう態度を続けていて気づいたのだが、案外男性の方が評価されることやランクづけされることに対して潜在的な恐れをもっているような気がする。だからこちらが「男性トイレを利用する側の性別の人のうち9割以上はウェルカムです」というオーラを漂わせていたら、それとなく伝わるものなのだ。
それは私にとっては決して妥協ではないのである。
あえて言うなら、「男性をポジティブに見る感性を磨く」というか。
 
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「見上げ入道」という妖怪をご存じだろうか?見上げれば見上げるほど大きくなってしまう妖怪である。
見上げ入道に出会ってしまったら、見上げるのではなく見下げるようにするとよいと、私が幼き日に読んだゲゲゲの鬼太郎妖怪ハンドブックには書いてあった。見下げるようにするとどんどんどんどん小さくなり、しまいには米粒より小さくなって消えてしまうと。
男性もそれと同じで、まずはポジティブな面や、ネガティブ面に対してどのような改善の余地があるか研究してみることで、その人の魅力は何倍にも引き出せるものなのだ。
 

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