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服装の変わり目が、季節の変わり目

車で出勤していると、暑い寒いに疎くなる。
具体的には、出勤時の防寒着が適当になる。

僕の場合は、家の玄関を出て、マンションの駐車場まで1分とかからない。
車を15分ほど運転するのだが、もちろんその間、雨が降ろうが風が強かろうが、身体的な影響は皆無。
エアコンもあるので、熱い寒いのストレスもあまりない。

で、会社に到着して、駐車場から社内まではせいぜい5秒。
傘すら必要ない。
小走りで充分。


出勤で外気に触れている時間より、車内の時間のほうが圧倒的に長い。
そうなると狭い車内で、
かさばったり、座ったときに邪魔になる厚手のコートなどはストレスになる。


ということで、秋や春といった時期に、
服装起点の「ああ、もう季節が変わるね」という実感があまりわかない。

これが家を出て、10分駅まで歩いて、
電車に乗って、同じ車両内のいろんな人の服装が目に入りつつ、
駅からまた会社まで10分歩く
という生活であれば、
「ああ、もう秋だな。そしてもっと寒くなって冬が来るな」という
侘び寂びみたいなものを感じるのだろうけど。

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東京にいたころ、
地下鉄から地上に出たときに目に飛び込んでくる空の色でも季節の変わり目というのを実感できた。
でも、車出勤だと、
季節の変化に少し疎くなったり、ありがたみがなかったりするように思う。

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