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連合赤軍系の映画とか書籍の感想

最近のマイブームともいえる、連合赤軍

「よど号事件」が気になって調べているうちに、
母体の赤軍や連合赤軍のことも気になってきた。

ちなみに「よど号事件」に関心を持った理由は、ちきりんさんのVoicyがきっかけ。

とにかく赤軍関係の記事や映画やYouTubeを見て、
知れば知るほど、好奇心がかきたてられる。

また生前の、当時高校生くらいだった父親が「あさま山荘事件」のテレビ中継を興奮して見ていた、という話をしていたことを覚えている。
酔うと必ず「あさま山荘事件は、テレビでずっと見てた」という話が出てきていた。
そのときは適当に聞き流していたが、
今になって、若かった頃の父親が、なにに興味を持っていたのか?
が気になってきたりもしている。


とにかく、1970年あたり、
自分が生まれるほんの10年ほど前に、こんなに理不尽で凶悪な思想があり、事件が起こっていたこと、
そしてその当事者たちがまだどこかで生きていること、
また、元テロリストという過去を隠しながら生きている人もいて、その子どもたちも存在していること、
こういった一市民のテロ活動が、日本はもとより世界中に衝撃を与えたということ、
などなど、
興味関心が尽きない。


とにかく前置きが長くなったけど、
最近見たり読んだりしたおすすめの作品です。

■テロリスト目線の映画

3時間ほどある超大作だが、主にリンチ殺人事件の舞台となる山岳ベースから、あさま山荘事件までを連合赤軍側から描いている。
見応えあり。
この理不尽極まりない出来事が、歴史の授業で習うような遠い昔ではなく、
昭和の中盤あたりに起こっていたことが怖い。
リーダーである森恒夫役の、地曵豪さんの演技は見もの。
この人、気が狂ってるという臨場感がある。

■警察目線の映画

一方、警察側から見た、あさま山荘事件。
オーソドックスな視点なので、個人的にはさほどインパクトはなかった。

■女性目線の小説

フィクションになるのだが、
女性基点で描かれている部分が、他の作品にない特徴。
桐野さんの史実を基にした小説は生々しさがあって良い。

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