2023年開催、北海道サマーセールに上場予定の注目馬21頭です。
HBAのセールの中で最も上場頭数の多いセールで、欠場馬を含めると、今年は上場登録数1426頭にも及びますが、その中から個人的に骨格を高く評価している馬達となります。
上場頭数が多い事と、通常は極力避けているダート牝馬の別枠を設けた事から、昨年よりも頭数は多めになりました。

新たに整備される地方ダート三冠へは、この世代から参戦可能となる為に大きな注目が集まっており、（整備前の南関）無敗の三冠馬を輩出したシニスターミニスターを中心に、ダート血統馬の需要がかつてない程の高まりを見せています。
ダートも盛り上がる事は嬉しい反面、安さが魅力のHBA各セールにも価格高騰の波は確実に襲来しており、これまでが相対的に安かったダート血統馬程、その影響を強く感じる面もあります。

また、今年は牝馬がレパードSを制覇したとはいえ、ダートに於ける性別差の存在は否めない事実かと思いますが、中央には牝馬限定ダート重賞すら無く、この路線は取り残されている感は否めません。
そこで、通常はダート向きの牝馬は避けるのですが、逆手にとって、牡馬に比べると安く落札される可能性が高いので、骨格を高く評価している前提の下、今年はダートでこその牝馬の枠を設けています。

芝期待馬、芝・ダートどちらの可能性もあるタイプをまず記載。
あとは、芝の可能性が殆ど無いダート期待馬枠、ダート牝馬枠と、3つのカテゴリーに分けています。