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銭湯でジュースをおごってもらうことを期待していた小中学校時代

こんにちは!杉間馬男です🐴


今回は私の黒歴史のひとつ『銭湯でジュースを奢ってもらうことを期待していた』話で、私が当時どれだけ”くれくれ君”だったのかをお話しするとともに、そこから”くれくれ君”なりに学んだことをお伝えする話です。


私が小学校の頃といえば平成初期で、自宅に浴室がありませんでした。
その頃は知り合いや同級生でも何人か自宅に浴室がない所もあったぐらいだったので、町内に銭湯が4~5件ほどありました♨️

自宅に浴室がないとなると毎日銭湯に行かなきゃいけません。
そしたら、銭湯の店主だけでなくなじみのお客にも顔を覚えられるワケです。
繰り返し会うとそのうち挨拶するようになり、さらには気前の良いオッチャンだったら『坊主!ジュース飲むか?』と言ってご馳走してくれる人もいました🍹

いかんせん毎日銭湯に通い詰めていたものですから、そういう顔見知りが何人もできて、だんだん自分の中でそれが当たり前化してきました😅

ついには、お風呂中に話しかけられただけで『このオッチャン、ジュースおごってくれないかな?』と期待するぐらいに発展。
それでやっぱり、顔見知りから仲良くなってジュースをご馳走してくれる人とそうでない人がいて、そうでない人には『何だよ❗️❓ケチ‼️』みたいな感情が出てきたから、今思えばかなり重症化していたと思います。

もちろん、クチには出しませんでしたが(笑))


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🔷 ある人との出会いがターニングポイントに!

そんな私に運命的(?)な出会いがありました💡

中学1年の頃、町内で引っ越しをしたんですが、その時担当してくれた引越し業者がみんな面白い人で、私や下の兄弟が退屈しないように頻繁に声をかけて興味の惹く話をしてくれたりしました☀️


その中で1人、私が通い詰めている銭湯と同じ場所に通っている人がいたのでした。

引越しがキッカケでその人と知り合いになったので、風呂場で色んな話をしたわけです。
それを繰り返し、その人との接点もだんだん太くなっていきました。

するとやっぱり(?)、風呂上がりにはジュースをご馳走してくれました。
それもほぼ毎回、その人と会う度に😆


私も中学に進学したとはいえまだまだ子供だったもんですから、

【その人と鉢合わせになれた=ジュースをもらえる!】

っていう図式が頭の中に出来上がってしまったのです。

そういうルーチンが半年ほど続きましたかね?
期間まではハッキリ覚えていませんが、けっこう長い間続いたのは間違いありません。

おそらく、引越しの時にその人がいる業者を使ってくれた感謝の意味もあったのでしょう。

ちなみに、用命した引越し業者は街の小さな会社で、その人はそこの社長の叔父だったと後から知りました。
だから、『ウチの社長がお世話になりました』的な意味があったのではないかと🎁


話を戻して、その人はほぼ毎回ご馳走してくれたものですから、自分の中ではもはや家で3食与えられるぐらい当たり前。
最初のうちこそ丁寧にお礼していましたが、だんだん『ジュースでもどう?』⇒『じゃあ、コーラで』みたいに雑な返しになってたんです😞💦

そんなある日、何の前触れもなくそのルーチンがパタンと途切れることに😨

いつものようにその人と銭湯で鉢合わせになりました。
その人の顔を見たら完全にジュース目当てになってしまってたから、偶然を装いながらその人と風呂上がりの時間を合わせました。

しかし、その人はまるでそれまでのことはなかったかのように、『馬男くん、またな!!』とだけ残して帰っていきました。

その日は偶然だろうと思っていましたが、それ以来その人と遭遇しても一切ご馳走はしてくれなくなったのです😓


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🔷 調子に乗っていた自分の気付き

その時、不思議と悲しいとかはあんまりなく、『さすがにそうだよな…』と、珍しく大人なことを思いました。

【その人と遭遇=ご馳走】

が当たり前化してしまってた中にも多少の良心が残っていて、それが私をとがめたんだと思います🤔

今思えば、その人があのタイミングで止めてくれて良かったと思います☺️
でなきゃ、自分はどんどん調子に乗って、しまいには感覚がマヒしきっていたと思うからです。

そしてその人のほうも、私と会ったらジュースをご馳走するというルーチンを止めることに勇気が要ったと思います。
大人になった今、その人と同じ状況になったと考えると絶対に悩んでたでしょう🤔

むしろ、その時私も中学生だったんだから、自分のほうから『もう何度もご馳走してもらってるので、さすがに申し訳ないです。』と遠慮すべきだったとも考えます。
そしたら、その人もわざわざ腹をくくらずに済んだでしょう。


【仏の顔も3度まで】というのに似ていますが、私たちはたんに業者と客の息子といった関係。
私のほうはその人に何もしてあげてないのに、ジュースをご馳走する関係がいつまでも続くなんてあり得ない。ということをその当時無言で教わった気がします🏫


大人になった今でも会えば挨拶し、その人のほうも快く返事してくれます。

それで常々思います。

『あの時はお世話になりました。
そして、大切なことを無言で教えてくれて、ありがとうございます!』

と。

私の人生のターニングポイントになった出来事でした☺️


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