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中山記念と金メダルワイン

まずは先週の反省から。僕は基本的に占いや迷信ごとは気にしない性格なのですが、一つだけ、ものすごく当たるジンクスがあるんです。それは、

このブログの予想に「この馬はこないと思う」とわざわざ書くと、来る。

というわけでこんな結果になりました

今までも朝日杯のダノンプレミアム、エリザベス女王杯のモズカッチャン、神戸新聞杯のキセキ、僕が言及して買わなかった馬はことごとく来るんだよなぁ……。

ま、ハズレたレースのことはワインで忘れましょう。今日も予算は1000円以内です。丁度冬季オリンピックが盛り上がっていますので、今日はメダル受賞ワインにしましょう。

「アトランティコ」という名前の、ポルトガル産赤ワイン。南部のアレンティジャーノ地方、メーカー名は「アレクシャンドレ・レウヴァス」です。ポートワイン以外のポルトガルワインって滅多に見かけないので、なじみのない単語ばかりだなぁ。

ワインコンクールで金賞や銀賞を取ったワインは、そのコンクールのシールを貼って販売したりするんです。これはカナダで行われる北米最大のワインコンクール「SMV」の金メダルシールですね。世界にはいろんなコンクールがありますが、購入の際のご参考にどうぞ。

インポーターのサイトを見たところ、品種はアラゴネス、トリンカデイラ、アリカンテ・ブーシェという3品種のブレンドとのこと。って、どれも全然聞きなれない品種なので調べてみたら、アラゴネスはテンプラニーリョの別名、トリンカデイラはポルトガル南部の地品種、アリカンテ・ブーシェはグルナッシュの仲間のようだけど、なんと皮だけでなく果肉まで赤い色をした珍しい品種だそうです。これで醸すとワインの色をより濃くするとか。

たしかに色はしっかり黒みがかった赤紫の濃いめですが、そこまで濃厚でなく、タンニンもほどほどで強くはありません。ブラックベリー+アメリカンチェリーを思わせる果実の味と香り。1000円以内のワインとしてはとっても優秀です。細かな造りを見るとマニアックなワインですが、味は割とフツー。フツーにオイシイね。ごちそうさまでした。勉強になった。

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それにしても金メダルといえばオリンピック、高木菜那選手のスピードスケートのマススタート見ました? 逃げ先行差しときれいに分かれて展開する、競馬のレースそっくりでしたね。最終コーナーでオランダの選手を差して直線に入った瞬間「そのままー! そのままー!」と身を乗り出して見入ってしまいました。

オランダのシャウテン選手が外に膨らむという高木選手の読みが見事に当たって内差しが決まったわけですが、もしもシャウテン選手が内ラチ(無いけどさ)沿いピッタリで滑ってきたら差すのは難しかった。やっぱりこういうレースはスケートの実力があるのは当然のこととして、勝負の結果となると展開が決めるところも大きい。

それを踏まえての、今週の競馬予想です。僕の予想はこれです。

2 サクラアンプルール

ここまで読めば僕が何が言いたいのか分かる人はわかるでしょう。そう、サクラアンプルールの前走、有馬記念の最後の直線のことです。バッチリの位置、十分届くタイミングで加速しはじめたタイミングで、前方両サイドの馬が同時に斜行してきて完全に進路をふさがれてしまいました。その時点で蛯名ジョッキーはあきらめて、体を起こし追うのやめちゃってます(JRAのサイトでパトロールビデオ見られます)。

有馬記念の着順こそ最下位16着になっていますが、ここでは全く実力を発揮できなかったのは明白。このメンバーの中、札幌記念や中山記念で好走した実力を発揮できればサクラアンプルールが勝つんじゃないかな。当たったら「サクラ・ワイン・アワード」の受賞ワインで乾杯したいところです。ではまた来週。


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