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coq au vinと誉國光

日本ソムリエ協会が日本酒の資格試験「サケディプロマ」というのを今年からスタートさせまして、明日その試験の一環として日本酒のテイスティングをやることになっています。自分なりに色々勉強なんかしてたんですが、ことテイスティングに関しては教本を読むだけではわからないことが多すぎる。特に、料理と日本酒との相性について、多くのフランスの肉料理は「酸度の高い山廃系の純米酒」か「熟成した古酒」が合うとされているんですが

ほんとかなぁ。でもフレンチレストランに日本酒持っていって試すわけにもいかんし……。

   ☓  ☓

というわけで、とりあえず一品簡単そうなところで、コッコーヴァン、鶏の赤ワイン煮を作ってみました。

鶏もも肉と玉ねぎと人参を赤ワインに浸して一晩。翌日もも肉に小麦粉まぶしてベーコンの油で焼き目を付けて、人参と玉ねぎも軽く炒めて、みんなまとめてワインで5時間煮込む。

ちなみに使ったワインは「馬とワイン」の中で買ったけど、いまいち飲みきれなかったものです。どれとは言いませんが、たまにそういうのはあります。

煮込み終えたら冷まして、浮いてる脂を取り除いて、肉を取り出してソースを煮詰め、ある程度煮詰まったら肉を戻す。出来上がり。で、日本酒と合わせてみたんですが

う、うまい。たしかにバッチリ合う。写真の2つで比べると、菊姫よりもよりもより古酒感の強い熟露枯のほうが合う、ということは教本に書いてあるのは正しい。もっと古い古酒でも試してみたい。

ちなみにタイトルにした誉國光(ホマレコッコー)とは群馬県川場村の銘酒。Coq au vin(コッコーヴァン)から連想した、えー、ダジャレですね。コッコーヴァンとの相性は古酒には敵わないか。でも、めちゃめちゃ美味しい良い酒ですよ!

試験前日に俺は一体何をしてるんだろう……。まぁ、今更焦ってもしかたないしね。
来週からは落ち着いて競馬予想もできるはずなので、馬とワイン、ご期待ください!

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