皆さん、日頃お変わりなく過ごされているだろうか。私は来月の異次元フェスに備えて絶賛アイドルマスターシリーズの楽曲を聴いている最中だ。

インターネットの叡智(Twitterのフォロワー、noteの記事)を参照にしつつ、少しずつユニットとキャラクターの名前と曲名を一致させていっている。

少し自分語りをする。
私はアイドルオタクの経験値は全てラブライブ！に培ったもの。ラブライブ！生まれ。ラブライブ！育ち。である。
アイマスを嫌っていたなどということは無いが、文化の違い。　
今はそんなことはないが、かつて共にラブライブ！を追っていたコミュニティの仲間がラブライブ！を離れ、行き着く先が大抵アイマスだったりすることから、「俺は絶対ラブライブ！から離れんぞ」という意地になっていた時期もあった。
何より兼任などしたら財布の破滅が予想に難くなく、積極的に近づくことはなかった。

だから異次元フェス申し込むまでしばらく悩んだのだ。アイマス…全然知らんぞ。
ここに来て主義を曲げる気か？

だが好きになることにした。これで心スッキリだ

アイマスの曲を聴いていてなんというか……肉体に新しいオイルがさされているような気がする。
ラブライブ！に無いものを感じるものもあれば、根底に通じるものは同じと感じるものもある。

以前私はこのような記事を書いたが、いざ実際に聴いた人の感想を聞いてみたいというのが世の常。
なので、今回は私が初見側に回ろうというか、私もミリ知らなりの感想を書いてみようじゃないか。

とりあえず手近なところでミリオンスターズのアニメは観ているが、どの曲をやりそうか、がシンデレラ、ミリオンより絞り込みやすいのと、インターネットの話題性の高さから1番良く聴いているのがシャニマスことアイドルマスターシャイニーカラーズである。

そして私が参加するのは異次元フェス　day1
つまりシャニマスからだと
アルストロメリア
アンティーカ
ノクチル
シーズ
の4組が参戦するらしいので今回はこの4グループといくつかの全体曲の初見感想を書こうと思う

以下に書くことは曲と公式サイトのキャラ紹介ムービーを聞いた程度の独断と偏見に満ちた感想であり、
曲にまつわるエピソードやこのキャラがこんなことを歌うからエモいと言った文脈などは全く理解していないので、プロデューサーの方は怒らないでほしい。

アルストロメリア

というキャッチフレーズな通り、ポップなトリオと印象である。甜花役の前川涼子さんはヘブバンでお世話になっているので知っている。
アルストロメリア(ユニット)のアルストロメリア(曲名)良いですね……。自身のユニット名をタイトルにしたり歌詞に盛り込んだ楽曲に外れはない。

「Aniniversary」のねぇぇ！こういうバラードに弱いんだよ俺は！！
蓮ノ空のスリーズブーケとコラボなんてことをしたら笑顔のお花が東京ドームに咲いてクオリアが流れてEND。

アンティーカ

ライブのどこにねじ込まれてもこれまでの場の空気を変えそうな力がある激強ユニットだと感じた。実際曲を聴いている中でもリピート率が高いのがアンティーカである。ズルくない？こんなのオタク好きでしかないだろ。

友人曰く、作中での人気ユニットでもあるとのことだが、もしかして異次元BIG BANGの歌唱担当がアンティーカから選出されているのはそういうこと？

キャラクター個々で観ると他ユニットより共通点が見当たらないというか『全然別の方向を見ているが、そんな娘たちが組むことで生まれる化学反応的なユニット』的なものなのだと思ったのだが、意外とユニットＰＶ見たらメンバー間の仲が良さそうなんだなと。

ユニット名を高らかに歌う「バベルシティグレイス」
リンホラのような「とある英雄達の物語」。
このヴィジュアル系と混ぜても問題なさそうな曲の世界観が強火のユニット達からどのような物語が展開されているのか想像が難しい。異世界転生とかしてるの…？

ところで、今回の異次元フェス、我らのサンシャインのGuilty×kissとアンティーカのコラボに全額Betでいいですか？

ノクチル

AIにラーメンを食わせられたり、財布が無かったりする人達だとか、キャラクターのストーリーが「もはや小説だろ…」という意見を良く聞いており、1番ひどい受動喫煙をしていたユニットである。
なので生と死とか、ダークな歌を歌うのだろうと思っていた。

だが実際聴いてみると、曲は王道アイドルソングじゃないか…。
曲自体は王道。アオハル。瑞々しさに溢れている。
「いつだって僕らは……」の時代が時代ならMAD動画が溢れていたであろう感。
「それは僕たちの奇跡」「未来の僕らは知ってるよ」などの曲名が溢れるラブライブ！のOPの中にノクチルの曲名を混ぜ込まれても違和感無いだろう

1番好きなのは「Catch the Breeze」と「アスファルトを鳴らして」である

ユニットPVのノクチル！の声が全くそろっていないところに彼女たちの本質を垣間見た気がする。
そのギャップが良いということなのだろうか？

シーズ

顔面が良すぎるコンビだという印象。
七草にちかが妙に事務員さんと似ていると思っていたけど、家族なのでは？という気づきを得るまでに数日かかった。髪の長さがコロコロ変わるのは気にしちゃいけないやつ？
「OH MY GOD」のLDH感というか、強者感がすごく劇中で流れたらキャラクターの名前がフェードインしそうだと思った。
こういう感じの。

曲調は虹ヶ咲のR3BIRTHとよく似ているがダンスポップユニットということなら同じデュオユニットの、DiverDivaとダンスバトルしてください。後生ですからお願いします。

ジャケットだけでシーズの曲だと思い、「フェアリー・ガール」をダウンロードして聴いてあまりのギャップに『何があったんだよ！！！！！！』と思ったらにちかのソロ曲だったようだった

全体曲

・シャイノグラフィ～Dye the sky.

何はなくともこの曲はとりあえず聴いとけ！と言われた曲
これはたぶんアンコールや、ライブの終盤で定番の楽曲だろうなと思いシャニマスのライブセトリを検索したら見事に合致しており思わずガッツポーズした。

Dye the skyの「未来なんてどこにもない～」の歌詞の切れ味凄すぎる……。

・GR@TITUDE

ミリ知らでも分かる…この曲が名曲だということが…！
なんでもオールスター系のゲームの主題歌でミリオンとシンデレラガールズによる歌唱Verもあるとか。

・Shiny stories

あれだな、サンフレ（ラブライブ！サンシャイン！！のThank you firends。4thライブの表題曲)のような枠だな？

・Spread the Wing!!

王道というか私が辛うじて知ってるお願いシンデレラ！とかReady!のようなアイマスっぽい！！！！と感じた曲。どうやら最初期の楽曲のようなので、その感触は間違っていないらしい。

以上、初見のつたない雑感である。

ミリオンとデレマスも聴いてはいるのだが、参加者から楽曲の絞り込みが非常に難しい。

あと付け焼き刃なりにラーニングを済ませたのでたまにシャニPのnoteなど読むのだが、
アイドルマスターとラブライブ！では"楽曲のあり方"とでも言うべきものが違うのではないか？という疑念が沸々と湧いてきている。
それは"職業としてのアイドル"と"学生=スクールアイドル"の違いから生まれてくるものなのか、そこがコンテンツの差違なのか、各々がどういうあり方をしているというのはまだに言語化が難しいのだが、いつか別の機会に書いてみたい。