やっぱりか。というのが正直な感想でもあるが、違ってほしかったというのも否定できない。
ジャグラス・ジャグラー、私の推し。彼が帰ってきた。

いやいやいやいや。

ヘビクラ隊長……嘘だよな？
ウルトラマンＺ５話、ヘビクラ・ショウタはジャグラーだった。
ナオ≠朝倉リクのように仕草が似てる他人の空似で通しきったらそれは面白かったような気もする。

ジャグラーがヘビクラ隊長で？
ゼットライザーをコピーして？
あげくに変身バンクでゼッパンドンに変身した？

待てよ。

ジャグと魔人体と私

思えばオーブ放送から４年経つが、定期的にこの男の挙動に狂わされている気がする

青柳さんの怪演と魔人体のかっこよさ、分かりあうことのできない悪なのかと思ったらブレにブレてベリアルとは違う新たなヒールとしてその名を刻みつけていったウルトラマンオーブ本編
ジャグラーと視聴者に消えぬ傷痕を残したオリジンサーガ
就職したんだぜ。じゃないんだよ。いっちょヒーローやってみるか！なノリの劇場版ウルトラマンオーブ　絆の力、お借りします！
俺は俺の力でウルトラマンを越えてやるぜと息巻くも一歩及ばない劇場版ウルトラマンジード　繋ぐぜ！願い！

映像媒体ではないが青柳尊哉さんのインタビュー、イベント出演でのトークなど彼のジャグラー解釈、正義と悪の解釈などを聴く度にジャグラス・ジャグラーのことを考えている気がする。

ウルトラマンＺ

当然ジャグラー≠ヘビクラ隊長であって欲しかったという部分はある。
最後までなんか胡散臭いけどただの熱い防衛隊長というだけであったとも思うし、本物のジャグラーがいつかやってきてヘビクラ隊長と顔合わせしてしまう展開なども想像したりもした。
何よりウルトラマンＺは現在５話まで放送中だが、とても面白い。その物語にジャグラス・ジャグラーが介入することになる。ただでさえウルトラマンジード／朝倉リクが客演することが織り込み済みであるというのに、作品がパンクしないかという不安だ。

ただ、フェアであるなという部分もある。
それはヘビクラ隊長がジャグラーであったとしてもオーブ視聴の有無に関係なく彼の真意が分からないということだ。

この男、何やっているのだろうか。お前はいつもそうやって視聴者を狂わせる。『目覚めたジャグラー』の１フレーズが使用されているのは大変憎らしい演出だと思う。

しかし、ヘビクラ隊長=ジャグラス・ジャグラーであり彼が防衛隊を率いているのなら彼が何を考えてこんなことをしているのか、
もしかしてこれが「俺は俺のやり方で光の戦士を越える」そのやり方なのか。

お前……お前……！
あぁ、おもしれぇ。
おかえり、ジャグラー。