人はなぜ水面に映る花が好きなのか。
故郷を散歩しているとふと目に映った桜。
桜は咲いているだけで春を感じさせ、心躍らせてくれる。
そしてその下には小川があり、そしてそこに映るはもう1つの桜。
桜が満開な季節で桜だけの被写体はありきたりなものだが、水面に映るとまた違って美しさを感じさせてくれる。
何か水面の中にも1つの世界があり、そこに引き込まれるような魅力を感じてしまう。
人は桜を愛でるのは散りゆくものの美しさがあるからと聞くが、この魅力には何か理由があるのだろうかとふと考えてしまう。
ただ、考えても辿りつかないので、考えるのをやめた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?