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さんすうこわい

まんじゅうこわいみたいに言うんじゃないよ。

でも、人間誰しも怖いものってあると思うんですよね。例えば蜘蛛が怖いだとか蛇が怖いとか。

じゃあ、僕は何が怖いかっていうと数字の7がとにかく怖いんですよね。

あの死神の鎌のような形。見ると脳天をカチ割られるんじゃないかと思って震えが止まらなくなるんです。


って、そんなわけあるか。くだらないこと書いてないで、そろそろ本題にはいる。

最近ついに娘の学校で九九が始まった。小2のハイライトといえばやっぱり九九でしょう。
九九がめちゃくちゃ早かった僕。人生で1番輝いていた時代とも言える。

ちょうどテーブルに娘が好きなスナックパンが置いてあったので、「1袋にスナックパンが8本入ってるでしょ。これが2袋になると何本になるか?要するにこれがかけ算ってやつだよ」とわかりやすく例えてドヤってたら「まだ8の段習ってないから!」とバッサリやられた。
いや概念、概念だけでも覚えていただけると理解が早まるかと思うのですよパパは。

宿題ではまず5回練習する。
上手くできないことを5回も繰り返しやらなきゃいけないなんて苦行でしかない。やらせる方も大変。
しかも、普通に言うだけじゃ飽き足らず、9から1に下っていくバージョンだったり、ランダムで答えるパターンなんかもある。
大体この時点で娘は泣いていて冷静さを失っているんだけど、最後にタブレットで動画を撮って先生に提出しないといけない。
IoTだかICTだかGIGAスクールだか知らないけど凄い時代になったもんだと感心する。

それで娘は泣き腫らした真っ赤な目で動画を撮ることになるんだけど、最近はそれが恥ずかしいと思ったのか顔を写さず背景だけの状態で動画を撮っている。
部屋が散らかり過ぎてて、とても人様に見せられるような状態じゃないんだからもっと顔を近づけて。さぁさぁもっと近くに。

あと、動画を撮ってるときに3歳の息子が邪魔してきたり、途中で息子の叫び声が入ったりでボツになることもある。この前は、上手くいったと思ったら、妻の「すごーい」まで入っちゃったけど、それはもうそのまま提出した。

それぞれの段で10秒以内というのを目標にやっている。だけど、そこに立ちはだかる高い壁、7。
なぜか2×7を18というし3×7を24といったりして、そこでつまずくのでなかなか10秒を切れない。
はたから見ていると1週間前には言えなかったところがスラスラ言えるようになっていたり、もうやる度に成長しているのがわかるんだけど、当の本人はそんなことを感じている余裕もないみたい。

そんなわけで7の段がくるのを今から恐れている。
2の段から始まって5→3→4ときているから、早ければ来週か再来週くらいには7の段突入か。

荒れ狂う娘の姿が容易に想像できるな。

おー怖い、怖い。やっぱり7が怖い。

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